ふしみさんぽういなりじんじゃ
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楽しみ方伏見三寳稲荷神社のお参りの記録一覧

赤羽橋南の交差点にひっそり建つ神社。
東京タワーをバックに。


看板を見かけて入ったTHANKというラーメン屋。
まろやかなスープで美味でした。

伏見三宝稲荷神社は、東京都港区芝に鎮座しています。
外食を済ませ、満腹感に浸りながら歩いていると見つけた稲荷神社。ビルの谷間で窮屈そうに見えます。社号が非常に分かりやすく掲示されています。交通量の多い桜田通り沿いに位置するため、多方面からでも容易に視認できるよう、大きな文字で社号が記されています。
街中にある他の稲荷神社と比較して特徴的なのは、鳥居をくぐった後に数段の石段を登る点です。私の経験では、鳥居の前後が平坦な場合が多いのですが、こちらでは神様が鎮座する場所がやや高めに設定されています。稲荷神社では少数派の非朱色鳥居です。
境内は植栽が美しく整えられており、信仰の篤さが伺えます。自動車が絶え間なく行き交う環境で、決して落ち着いた雰囲気とは言えませんが、丁寧に整備された境内にお稲荷様もご満足されているのではないでしょうか。

伏見三寶稲荷神社への参拝は、本当に久しぶりのこととなりました。前回ときには営業していた近くにあった「ご飯のお代わりが自由」という魅力的なチェーン店で、満腹になるまで食事をした記憶が鮮やかに残っています。そのお店はすでに閉業してしまったと聞き、時の流れの移ろいやすさを改めて感じさせられました。神社を訪れるたび、変わらないものと変わってしまうもの、その両方に出会うものです。
今回特に印象に残ったのは、鳥居の色の変化でした。前回参拝した折には、どこかねずみ色を帯びた落ち着いた色彩で、やや控えめな印象を与える鳥居だったと記憶しています。ところが本日目にした鳥居は、稲荷神社の象徴ともいえる鮮やかな朱色に塗り替えられていました。その輝くような朱の色合いは、信仰の力強さや稲荷信仰の生命力を象徴するかのようで、参拝者を迎える門としての役割を改めて実感させられます。
また、この神社は国道1号線という大動脈に面しており、境内に立つと途絶えることのない車の走行音が響いてきます。近代都市の喧噪と古き信仰の場とが、同じ空間に同居しているのを肌で感じられるのは、この場所ならではのことかもしれません。その中で静かに鎮座するお狐さまは、参拝者を見守り続けていますが、絶えず行き交う車からの排ガスに晒されているのも事実。せめて煤けることなく、清らかな姿を保ち続けていただけるよう、心の中で祈らずにはいられませんでした。
間も無く日が暮れます。社号掲示に灯りました。





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