ばしょういなりじんじゃ
芭蕉稲荷神社東京都 清澄白河駅
いつでも
東京都江東区常盤に位置する芭蕉稲荷神社は、1917年(大正6年)に地元の人々の手によって建立されました。この神社は、著名な俳人松尾芭蕉がかつて住んでいたとされる芭蕉庵の跡地にあります。境内には、芭蕉庵跡の碑や芭蕉の句碑が立っています。
●芭蕉の足跡
芭蕉は延宝8年(1680年)に日本橋小田原町からこの地に移り住み、51歳で亡くなるまでの約15年間、ここを拠点に俳句を詠み、多くの旅に出ました。この地での生活は、彼の創作活動に大きな影響を与え、名句の数々が生まれました。特に、「古池や蛙飛びこむ水の音」などの代表作は、この深川の地から生まれたものです。
●芭蕉庵の歴史
芭蕉庵は、彼が最初に住んだ延宝8年から、天和2年(1682年)の江戸大火までの約3年間、庵主としての生活を送りました。その後も庵は再建され、第二次と第三次の芭蕉庵が築かれました。新たに建立された庵は、池を前にし、芭蕉が愛した風景を望むことができる場所にありました。
●復興と保存の努力
1917年、大正6年に発生した津波の後、芭蕉が愛した石造の蛙が発見されました。この蛙を神体として、故飯田源太郎氏など地元の人々の尽力により、芭蕉稲荷神社が創建されました。大正10年には、東京府によりこの地が旧跡に指定されました。
●文化財と記念館
現在、芭蕉稲荷神社の近くには江東区芭蕉記念館分館もあり、芭蕉の業績や生活を学ぶことができます。神社の境内には、彼を象徴する石蛙が多数存在しています。
深川神明宮から徒歩で5分くらいので萬年橋のたもとに赤い小さな鳥居があります。芭蕉庵史蹟でもあり、奥の細道や、あの有名な古池や蛙とびこむ水の音を詠んだ場所であります。
万年橋のたもとからの眺めが最高です
隅田リバーと清洲橋が素敵な眺めです!
万年橋
元々この地に松尾芭蕉が住んでいたという芭蕉庵が有ったところに建てられた神社。
「古池や蛙飛び込む水の音」を詠んだ土地であり、この地から『奥の細道』へ旅立ったとされるところで、都の史蹟に指定されてます。
芭蕉が亡くなった後は武家の下屋敷になって庵は無くなってましたが大正6年の台風の高潮の際、芭蕉が遺愛のものとされる石蛙が見つかり、地元の方の尽力によりそれを御神体とした稲荷神社を建てたのが始まりとされています。
名称 | 芭蕉稲荷神社 |
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読み方 | ばしょういなりじんじゃ |
通称 | 芭蕉稲荷 |
参拝時間 | いつでも |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | なし |
ご祭神 | 不明(神社の歴史参照) |
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ご由緒 | 元々この地に松尾芭蕉が住んでいたという芭蕉庵が有ったところに建てられた神社。
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体験 | 伝説 |
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