居木神社のお参りの記録(2回目)
東京都大崎駅

東京都品川区大崎に鎮座する神社で、当初は目黒川居木橋の南に所在していたが、数度の水害に遭い、これを避ける為、元禄年間（1688～1704）に一村挙げ、別当寺であった観音寺とともに現在の高台の地に移転したとされる。
伝承によれば、当初は「雉子ノ宮」と称していたが、現在地に遷座される際に村内の貴船明神、春日明神、子権現、稲荷明神を合祀したことで「五社明神」とも称した。
明治5年（1872）に現在の「居木神社」となり、村社となったことで村内の稲荷神社、川上神社、本邨神社が合祀された。
昭和5年（1930）に社殿が新築されたが、第二次世界大戦により焼失。現在の社殿は昭和53年（1978）に再建されたものである。
また、境内には富士塚があり、「しながわ百景」に指定されている。