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薬師寺東京別院の御朱印・御朱印帳
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#薬師寺東京別院
ご本尊は薬師如来。脇侍に日光菩薩と月光菩薩。
#月光菩薩
梵語でチャンドラプラバ。真言は「オン センダラハラバヤ ソワカ、種子はシャ。薬師三尊の1尊で、薬師如来の右脇侍。胎蔵マンダラの心臓部をなす中台八葉院の上の上の上、文殊院というブロックにいる。
日光菩薩は胎蔵マンダラにしか現れないが、月光菩薩は金剛界マンダラにも登場。金剛界マンダラの9つの区画のうち三昧耶会・微細会・供養会・降三世会・降三世三昧耶会の5つで、第二重と呼ばれる四角形の空間にいる。
御朱印の当て紙によれば、日光菩薩と月光菩薩は薬師瑠璃光如来-本願功徳経という経典に、日光遍照菩薩・月光遍照菩薩という名前で登場すると。東方浄瑠璃浄土に2人のボサツがいて、それが彼らだと。
ライターの書いた本で引用元は不明だが、東方浄瑠璃浄土には彼らの他にも多くのボサツがいて、薬師如来の元で修行中だとしていた。で、その中で最も優秀なのが彼らであると。
#薬師寺東京別院
ご本尊は薬師如来。脇侍に日光菩薩と月光菩薩。
#日光菩薩
梵語でスールヤプラバ。真言は「オン ソリヤハラバヤ ソワカ」、「オン バザラ テイジャ アン」、「オン ロボニュタ ソワカ」の3通りを見かける。種子はアなど。薬師三尊の1尊で、薬師如来の左脇侍。胎蔵マンダラの心臓部をなす中台八葉院に向かって左の左、地蔵院というブロックのいちばん下にいる。
釈迦三尊だと、モンジュ菩薩が智慧を、普賢菩薩が慈悲を担当する。アミダ三尊なら、勢至菩薩が智慧と、観音菩薩が慈悲と対応する。
薬師三尊に関しては、日光菩薩と月光菩薩が智慧と慈悲のどちらを受け持つか、書籍では全く見たことがない。そもそも経典などでは説かれておらず、2尊で片方ずつ分担しているとは必ずしも考えられていないと思っていた。
が、ここ薬師寺東京別院のHPに普通に書いてあった。日光菩薩は智慧の光を、月光菩薩は慈悲の光を放つ、とのこと。直感的にも、この対応関係の方が似合う気はする。
HPには、他にもなるほどと思う記述がある。薬師如来が医者だとすればさしずめ、日光菩薩は日勤の看護師で、月光菩薩は夜勤の看護師にあたり、24時間365日体制で薬師如来を補佐すると。
日光菩薩と月光菩薩が昼夜交代で人々を見守るという記述はよそでも見たことがあるが、医者と看護師にたとえるのは初めてだ。何と分かりやすい説明だろう。
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