真言宗豊山派
長久院のお参りの記録一覧
正式名:瑠璃光山長久院薬師寺
通称:谷中のあじさい寺
東京都台東区にある真言宗豊山派の寺院。
慶長16年(1611)2月に宥意が神田北寺町に開山し、慶安11年(1658)、現在地へ移転した。
当院所蔵の寺宝として、六十六部聖の光誉円心が造立した「六十六部造立石造閻魔王坐像及び両脇侍像」があり、「笑い閻魔」と呼ばれている。
東京都台東区に位置する長久院(ちょうきゅういん)は、真言宗豊山派に属する寺院で、正式には「瑠璃光山薬師寺」とも呼ばれています。この寺院は、1611年(慶長16年)に宥意(ゆうい)によって開山されました。当初は神田北寺町に位置していましたが、1648年(慶安元年)に現在の地に移転しました。本所弥勒寺の末寺です。
●文化財と寺宝
長久院には、数々の文化財が所蔵されています。特に注目されるのが、「六十六部造立石造閻魔王坐像及び両脇侍像」です。これは、六十六部聖の光誉円心(こうよえんしん)によって造立されたもので、一般的に六十六部聖が建てるのは地蔵菩薩が多い中で、閻魔王像は非常に珍しいものです。1996年には台東区の文化財に登録されました。
また、境内には飯綱不動尊や、石像の閻魔王像が安置されており、これらも長久院の重要な文化財として位置付けられています。寺の本尊は大日如来で、その他にも弘法大師、興教大師、不動尊、愛染明王、薬師如来、歓喜天三躰、地蔵尊などが祀られています。
●著名な埋葬者
長久院には、いくつかの著名人が埋葬されています。その中には、元関脇の大相撲力士旭川幸之焏(あさひかわこうのこう)、画家の有元利夫(ありもととしお)、落語家の十代目金原亭馬生(きんぱらていばしょう)、俳優の中尾彬(なかおあきら)などが含まれます。特に中尾彬の墓碑銘には「無」と刻まれており、彼の生前の哲学や信念を示すものとなっています。
札所 御府内八十八ヶ所霊場の55番、御府内二十一ヶ所霊場の8番札所
静かで落ち着いた雰囲気のお寺でした。
御府内八十八ヶ所霊場55番札所です。
珍しい閻魔さまの石像があります。
梅雨時の紫陽花は見事で「あじさい寺」と呼ばれているそうです。
山門
本堂
本堂
本堂前に大師堂
大師堂の手前に手水舎
わらい閻魔石像
両脇に司命と司録像
六十六部造立石造閻魔像坐像及び両脇侍像について
大日如来像と句碑
庫裏
石碑にうっすら人の影
弘法大師一千百年御遠忌供養塔
三界萬霊供養塔と六地蔵尊
地蔵さまと菩薩さま
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