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おんせんざん あんらくじ|高野山真言宗温泉山(おんせんざん)

温泉山 安楽寺(四国霊場第六番札所)からのお知らせ一覧(3ページ目)
公式徳島県 牛島駅

安楽寺の総代長さんが亡くなりました。
行年94歳
檀家さんの代表として安楽寺を長年にわたり支えて下さった方でした。
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小学校の先生を長年されていて、地元の小学校の校長先生でもありましたのでいつもお名前をお呼びする時は○○先生とお呼びしていました。
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先生の戒名にある『桜郷』は入学式の桜、数えきれないほどの生徒を励まし導いた人、先生が地元の子供たちと一緒に近所の川沿いに植えた沢山の桜の木、退職されてからも町内の清掃活動・子供たちに竹細工を教えたりと様々なボランティア活動に尽力し、郷里を愛した人でした。
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スピーチが非常にお上手でした。安楽寺の夏祭り(盆踊り)の始まる時は檀家さんの代表として始まりの挨拶をして下さり、徳島県内の高野山真言宗のイベントでは全てのお寺の檀信徒の代表としてスピーチをして下さりました。威厳に満ちたお話を聞いた他のお寺の住職さんたちは「あの人はどこのお寺の檀家さんだろうか」と驚かれていました。
先生が安楽寺の総代長であることは私の自慢でした。
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熱燗がお好きでした。安楽寺の正月行事、夏祭り、総代会など宴会をする時はいつも私の隣に座られて「ごじゅうさん(副住職)がお酒が強くてよかった」と笑いながら熱燗を酌み交わしました。
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80歳をすぎても、90歳をすぎてもかわらず、お寺のため地域のためにと最後まで威風堂々とされたご生涯でした。
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私も住職も葬儀の時にお経を唱えるのに泣いてはいけないと思っていましたが、案の定ひどい読経となりました。
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葬儀から帰った夜は先生がくださった竹細工人形(阿波踊り)をながめながら先生の分の熱燗も用意して、飲んでいます。
先生、次はあの世の夏祭りで

温泉山 安楽寺(四国霊場第六番札所)の芸術
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