きりはたじ
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切幡寺ではいただけません
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切幡寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年06月04日(日)
参拝:2023年2月吉日
【四国八十八ヶ所札所巡り⑩】
切幡寺(きりはたじ)は、徳島県阿波市市場町切幡字観音にある高野山真言宗の寺院。山号は得度山(とくどざん)、院号は灌頂院(かんじょういん)。本尊は千手観世音菩薩。別称は「はたきり観音」。四国八十八ヶ所10番札所。大塔は、国指定の重要文化財。
寺伝によると、平安時代初期の弘仁年間(810年~824年)に弘法大師による開基。当地で修法していた弘法大師が親思いの善良な乙女と出会い、乙女の仏門に入りたいという望みを受けて千手観音像を彫像し、乙女を得度させて灌頂を授けると、乙女はたちまち即身成仏し身体から七色の光を放つ千手観音菩薩に変身した。大師がこのことを時の嵯峨天皇に伝え、天皇の勅願により堂宇を建立して、自ら彫った千手観音像を南向きに、即身成仏した千手観音像を北向きに安置して本尊にしたと伝わる。この由緒から、山号は「得度山」、院号は「灌頂院」とされ、「女人即身成仏の寺」として知られている。
当寺は、JR徳島線・阿波川島駅の北方5.4km、道のり7.0kmの山の南麓にある。9番札所の法輪寺からは道のり4.3km。境内南端の仁王門から森の中の参道を進むと、たっぷり333段の階段、直線距離で300m進んだ山の中腹に本堂などの伽藍がある。この山中にあって大きな本堂には驚くが、さらに高いところに国重文の大塔があり、歴史的遺産の感動とプチ山登りの達成感が同時に味わえる。
今回は、四国八十八ヶ所札所であることから参拝した。参拝時は休日の午前中で、あいにくの天気であったにもかかわらず、ご老人を伴った家族連れなどけっこうな人数の参拝者が訪れていた。
境内の南方300mほどの位置にある<仁王門>。
左側の<吽形仁王像>。筋骨隆々系の勇ましいタイプ。
右側の<阿形仁王像>。
参道をゆるく登りながら進むと、この建物に突き当たる。
建物の中には、各種石像が並ぶ。
建物の右奥に立つ仏像のレリーフ。
ここから一直線の階段を登って行く。150段以上ありそう。
階段は途中で左側に90度折れ曲がる。あと100段ぐらいかな。
階段を登り切ったところの右手にある<水屋>。
水屋の左隣にある<鐘楼>。
階段を登り切ったところの左手にある<納経所>。御朱印はこちら。
階段を登り切ったところの正面にある<本堂>。
<本堂>内部。扁額の文字は、山号の「得度山」かな?達筆過ぎて読めない...(^_^;)
本堂から振り返って境内全景。
本堂に向かって右手、鐘楼の左隣にある<大師堂>。<修行大師像>も見える。
<大師堂>正面。
立派な台の上に立つ<観音像>。
本堂の右手にある<弁財天>(右)と<***菩薩の小社>(左)。小社の表札が読めない...(^_^;)
本堂に向かって左手に、さらに高所への階段があるので登って行く。階段途中にあるのはこちらの<不動堂>。
階段を登り切ったところにある<大塔>。1607年建立、五間二重塔婆、本瓦葺。国指定の重要文化財。
この<大塔>は、徳川家康の勧めにより、豊臣秀頼が父・秀吉の増進菩提のために、大坂・住吉大社神宮寺再興時に東西二基の塔を建立したが、そのうちの西塔を明治初期の神仏判然令による神宮寺廃寺に伴い、当時の住職が買い取ったもの。
大塔から見た景色。屋根の向こうには、南側の吉野川流域平野部が広がっている。
納経所の近くに立つ樹木。梅の木かな?(。´・ω・)?
最後に、納経所から見た境内全景。こちらでは本堂、大師堂だけでなく、国重文の建物と大自然をも楽しめる。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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