法話と天井絵の寺 観音寺の日常(307回目)|徳島県立道駅
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投稿日:2023年06月23日(金)
お葬式の連絡が入るたび、「人間の寿命とは何だろうか」と考えてしまいます。
3日前には思いも寄らなかった突然の死もあれば、高齢と病でそれとなく別れを意識しての死もあります。どちらにせよ、故人との別れは現実と思いたくない出来事であることには変わりがありません。
世界有数の長寿大国となった日本。平均寿命は約90歳となりました。そもそも本来人間がもっている寿命はどれぐらいなのでしょうか。最もそれらしい数字は「120歳」です。
有名な「浅草の観音さま」では、7月10日に盛大な浅草祭りがあります。「4万6000日の功徳」といわれています。毎月の縁日が100倍なら、7月10日は途方もないほどに功徳があります。これを逃してはいけないと、全国から観音信仰の信者さんが集まります。
さて、「4万6000日」という数字は、どこから生まれたのでしょう。
試しに365日で割ってみると、126年です。人間の寿命といわれる年数とほぼ一致します。誰が考えたのか、誰が言い出したのかは分かりませんが現代の科学と一致するのは不思議です。
お大師さまは、4万6000日を「精進して過ごす」ことを推奨されました。
年を重ねて老いていくことや病を患うこと、死を迎えることは思うようにならないことですが、いつやってくるのか分からない寿命を迎えるまで精進して生きたいものです。
合掌
3日前には思いも寄らなかった突然の死もあれば、高齢と病でそれとなく別れを意識しての死もあります。どちらにせよ、故人との別れは現実と思いたくない出来事であることには変わりがありません。
世界有数の長寿大国となった日本。平均寿命は約90歳となりました。そもそも本来人間がもっている寿命はどれぐらいなのでしょうか。最もそれらしい数字は「120歳」です。
有名な「浅草の観音さま」では、7月10日に盛大な浅草祭りがあります。「4万6000日の功徳」といわれています。毎月の縁日が100倍なら、7月10日は途方もないほどに功徳があります。これを逃してはいけないと、全国から観音信仰の信者さんが集まります。
さて、「4万6000日」という数字は、どこから生まれたのでしょう。
試しに365日で割ってみると、126年です。人間の寿命といわれる年数とほぼ一致します。誰が考えたのか、誰が言い出したのかは分かりませんが現代の科学と一致するのは不思議です。
お大師さまは、4万6000日を「精進して過ごす」ことを推奨されました。
年を重ねて老いていくことや病を患うこと、死を迎えることは思うようにならないことですが、いつやってくるのか分からない寿命を迎えるまで精進して生きたいものです。
合掌
すてき
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「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
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