法話と天井絵の寺 観音寺の日常(290回目)|徳島県立道駅
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投稿日:2023年02月17日(金)
人生のゴールが見えたとき、悟りを開いたように淡々と日々を送る人もいます。
『がんばらない』 鎌田實 著にはたくさんの患者さんが登場します。
現代の医療は「戦う」医療です。病気を治すことに全力を尽くす。ですから「闘病」という言葉を使います。
「がんばらない」患者さんは、みんな涼やかです。
「自分らしくしていたい」と最後の最後まで入れ歯の後始末は人にさせなかったり、昔行った喫茶店に最後のコーヒーを飲みに行ったり。
明日自分の命の灯が消えるとしても後悔しない生き方をする人は涼やかです。
「自分らしく」というと哲学的な「心穏やかに」「バタバタしない」ような姿を想像しますが、ささやかな生活における一つ一つの動作を最後まで大切にすることなのだと教えてくれます。
自分の命が終わるとき、「がんばらない」に登場するような患者になれるだろうか。
悠々と、そして今を最後まで大切にできるだろうか。ちゃんと感謝の言葉を口にできるだろうか。
みんな悩んでる。みんな困っている。でも、それでいい。
時間をかけて作った人生は、ある灯突然にフッと消えていくものです。
でもジタバタするのが人間です。
神様でも仏さまでも祈願してすがりたい。
未練いっぱいで泣き喚きたい。
それでいいんです。それが本当だし、人としての姿です。
だから私は「病気平癒」の祈願のため護摩壇の前に座り不動明王にお祈りするのです。
合掌
仏教の知恵で心豊かに過ごせますように祈念しております。
『がんばらない』 鎌田實 著にはたくさんの患者さんが登場します。
現代の医療は「戦う」医療です。病気を治すことに全力を尽くす。ですから「闘病」という言葉を使います。
「がんばらない」患者さんは、みんな涼やかです。
「自分らしくしていたい」と最後の最後まで入れ歯の後始末は人にさせなかったり、昔行った喫茶店に最後のコーヒーを飲みに行ったり。
明日自分の命の灯が消えるとしても後悔しない生き方をする人は涼やかです。
「自分らしく」というと哲学的な「心穏やかに」「バタバタしない」ような姿を想像しますが、ささやかな生活における一つ一つの動作を最後まで大切にすることなのだと教えてくれます。
自分の命が終わるとき、「がんばらない」に登場するような患者になれるだろうか。
悠々と、そして今を最後まで大切にできるだろうか。ちゃんと感謝の言葉を口にできるだろうか。
みんな悩んでる。みんな困っている。でも、それでいい。
時間をかけて作った人生は、ある灯突然にフッと消えていくものです。
でもジタバタするのが人間です。
神様でも仏さまでも祈願してすがりたい。
未練いっぱいで泣き喚きたい。
それでいいんです。それが本当だし、人としての姿です。
だから私は「病気平癒」の祈願のため護摩壇の前に座り不動明王にお祈りするのです。
合掌
仏教の知恵で心豊かに過ごせますように祈念しております。
すてき
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