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法話と天井絵の寺 観音寺の日常(201回目)徳島県立道駅

本堂とともに

投稿日:2021年11月16日(火)
お寺の境内にはいつ植えられたのか、どのような目的があったのか分からないような樹木がたくさんあります。

樹は一朝一夕には育たないので、何十年という歳月をかけて大きくなったはずです。

境内の北東の角には立派なモチノキがあります。
言い伝えによると、旧本堂が建てられた150年ぐらい前に記念植樹されましたようです。旧本堂とともに今日まで生き続けてきました。


平成19年に新しく本堂が建て変わるにあたり、枝が屋根に当たってしまうので枝打ちをしました。樹の勢いを削いでしまうのではないかと心配しましたが
元気よく新芽を出してくれました。


北東の角は「鬼門」ともいわれます。
あえて鬼門に「モチノキ」を植えたのは、その当時では意味があったのでしょう。記念植樹ならなおさらです。


過去の出来事は分からなくても、これからできる限り長く存続させていくことが私の使命です。空海は「今日突然花が咲いたのではない。花の種があった因を知りなさい」と説きました。

記念植樹した想いという因があったなら、樹木のように慌てずゆっくりと成長する結果があります。樹木のように精進したいと思います。


合掌

仏教の知恵で心豊かに過ごせますよう祈念しております。

すてき

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