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法話と天井絵の寺 觀音寺の日常

鰐口はお寺の呼び鈴

中村一善さんのプロフィール画像
中村一善
本堂や神社の入り口に、太い綱が下がっています。
綱を揺らすと「カランカラン」と音を立てます。
音の正体は、上からぶら下がっている「鰐口(わにぐち)」です。
お寺や神社の呼び鈴のようなものです。

鰐口は乾いた何ともいい音がしますね。
呼び鈴のような機械音でもなく、鈴のような甲高い音でもなく、梵鐘のようなお腹に響くような音でもない。
ホッと落ち着く音がします。

お寺には鳴り物がたくさんあります。
音を鳴らすことでスタートを切ることを意味したり、区切りを表したりします。
鰐口は「これからお参りをします」というスタートを切る意味で鳴らします。

鰐口や鳴らすための紐である鈴緒(すずお)も奉納されたものです。
どこかに奉納者の芳名が彫り込まれていることがあります。

「恨みは水に流せ 恩は石に刻め」 ということわざがあります。
奉納された仏具に芳名を刻むのは「恩は石に刻め」です。

空海は四つの恩があると説きました。
①父母の恩 ②衆生(知人・友人)の恩 ③国王(政治)の恩 ④三宝(仏・法・僧)の恩
鰐口を鳴らすことは、奉納してくださった衆生の恩を鳴らしていることなのですね。

合掌

仏教の知恵で心豊かに過ごせますように祈念しております。
法話と天井絵の寺 觀音寺(徳島県)
お参りのときは鳴らしてくださいね。

すてき12

・・・
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もし話す機会があれば住職さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
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「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。

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