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ホウワトテンジョウエノテラ カンオンジ

法話と天井絵の寺 観音寺の日常(186回目)
徳島県立道駅

投稿日:2021年10月04日(月)
昨日は月2回の御詠歌練習日でした。

先代住職から引き継いだ御詠歌ですが、私は専門にしているわけではないのでまったりとやっています。



御詠歌とは仏教の宗教歌で、例えるなら賛美歌やゴスペルのようなものになります。

流派がたくさんあり、高野山真言宗で唱えられる金剛流御詠歌は、大阪府河内長野にある天野山(あまのさん)金剛寺第76世の曽我部俊雄和尚が完成されたものです。



曽我部俊雄和尚は旋法、音階、音符などの基本的な楽理を編纂し、指導原理や所作法を完成されました。新しい作詞や作曲を次々に発表する作詞・作曲家でもあります。今では教典として後世に伝えられ、私たちのような信者が研鑽のためにお唱えしています。唱え方は難しくて「シオリ」「オシ」「アタリ」「マワシ」など、全曲に細密な歌謡法がつけられています。音を取るだけでも大変な上にビブラートのような歌謡法まであり、CDを聞きながらくり返し練習しています。



高野山金剛流御詠歌はこちらから聞くことができます。
https://www.koyasan.or.jp/sp/douga/


金剛流御詠歌は高野山で講習を受けて指導者として活躍されている僧侶もいますが、私はしどろもどろになりつつも御詠歌を楽しんでいます。御詠歌に集まってくださる檀家さんも、月に2回の練習で顔を合わせておしゃべりすることが楽しみのひとつとなっています。



お寺に来て仏教に触れることで、信心は育つものと私は考えています。

細く長く御詠歌を続けていきたいと思っています。



合掌



仏教の知恵で心豊かに過ごせますように祈念しております。
法話と天井絵の寺 観音寺(徳島県)
御詠歌は鈴(れい)と鉦(しょう)を使いながら高野山やお大師さま、仏さまの功徳をお唱えします。

すてき

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