法話と天井絵の寺 観音寺の日常(175回目)|徳島県立道駅
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投稿日:2021年09月11日(土)
お地蔵さんは子どもの守り仏です。
なぜでしょうか。
小さな子どもが亡くなると、体が小さいので三途の川を渡れません。
いわゆる水子さんとなって賽の河原でいます。
水子たちは、お父さん・お母さんに会いたいと賽(さい)の河原で小石を積みます。
「お父さん恋し、お母さん恋し」と小石を積みます。
それを見ていた鬼が恐ろしい顔でやってきて、水子たちが積んだ石を蹴飛ばしてしまいます。
「石を積んでも親には会えぬぞ!」
せっかく積んだ石を崩されてしまった水子たちは、つらくて悲しくて、シクシクと泣いています。
水子たちの悲しみの声が響いているのが賽の河原なのです。
悲しみに暮れている水子たちのところへお坊さんがやってきます。
お坊さんは「どうしたんだね」と水子たちに優しく声をかけてくれます。
水子たちは口々に
「鬼がやってきて積んだ小石を崩されてしまった。お父さんやお母さんに会えなくなってしまった。お父さん恋し、お母さん恋し」
と悲しみを訴えます。
お坊さんは穏やかな笑顔を見せて
「そうか、そうか。何も心配しなくてもいいよ。私の袖の中にお入り」
と、水子たちを袖の中へと入れてあげます。
水子たちは、お坊さんの袖の中で安心して成仏し、天に昇っていくのです。
このお坊さんが「地蔵菩薩(お地蔵さん)」です。
困っている水子、悲しんでいる水子を、賽の河原で毎日毎日救っている。
そういう仕事をしているのです。
1人でもたくさんの水子たちが、お地蔵さんと巡り会えるように寺院の境内で水子地蔵を建立して手を合わせるのです。
1人でも多くの水子たちが地蔵菩薩のところへ行けますように。
合掌
仏教の知恵で心豊かに過ごせますように祈念しております。
なぜでしょうか。
小さな子どもが亡くなると、体が小さいので三途の川を渡れません。
いわゆる水子さんとなって賽の河原でいます。
水子たちは、お父さん・お母さんに会いたいと賽(さい)の河原で小石を積みます。
「お父さん恋し、お母さん恋し」と小石を積みます。
それを見ていた鬼が恐ろしい顔でやってきて、水子たちが積んだ石を蹴飛ばしてしまいます。
「石を積んでも親には会えぬぞ!」
せっかく積んだ石を崩されてしまった水子たちは、つらくて悲しくて、シクシクと泣いています。
水子たちの悲しみの声が響いているのが賽の河原なのです。
悲しみに暮れている水子たちのところへお坊さんがやってきます。
お坊さんは「どうしたんだね」と水子たちに優しく声をかけてくれます。
水子たちは口々に
「鬼がやってきて積んだ小石を崩されてしまった。お父さんやお母さんに会えなくなってしまった。お父さん恋し、お母さん恋し」
と悲しみを訴えます。
お坊さんは穏やかな笑顔を見せて
「そうか、そうか。何も心配しなくてもいいよ。私の袖の中にお入り」
と、水子たちを袖の中へと入れてあげます。
水子たちは、お坊さんの袖の中で安心して成仏し、天に昇っていくのです。
このお坊さんが「地蔵菩薩(お地蔵さん)」です。
困っている水子、悲しんでいる水子を、賽の河原で毎日毎日救っている。
そういう仕事をしているのです。
1人でもたくさんの水子たちが、お地蔵さんと巡り会えるように寺院の境内で水子地蔵を建立して手を合わせるのです。
1人でも多くの水子たちが地蔵菩薩のところへ行けますように。
合掌
仏教の知恵で心豊かに過ごせますように祈念しております。
すてき
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