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法話と天井絵の寺 観音寺の日常(157回目)徳島県立道駅

観音さまに会いに行く

投稿日:2021年07月30日(金)
観音さまとは観音菩薩の愛称です。

弘法大師のことを親しみを込めて「お大師さま」というのと同じです。

愛称で呼ばれるほど観音菩薩は親しみがあります。



御朱印の授与をスタートさせたのは令和3年の1月です。

お寺と御縁のない方や觀音寺と御縁をつないでもらいたいという思いで始めました。

最近では、御朱印かたがたお参りしてくださる方も増えました。



先日初めてお目にかかる方が、本堂の前で手を合わせておられました。
私はたまたま在寺していたので「どうぞ、お入りください」と、本堂に入ってもらいました。

聞けば、ふたつ隣の町からお越しくださったようで、法話と天井絵の寺 觀音寺に来たのは初めてとのこと。
知人に観音めぐりをしたらよいとすすめられて、「観音」と名が付くお寺をお参りしているのだそうです。

観音さまを御本尊とする寺をグループ化して「観音霊場」としているところがあります。

有名なところでは西国三十三観音霊場、板東三十三観音霊場、秩父観音霊場が有名ですね。

最近に近い親族を亡くされたそうで、供養の意味もあるようでした。
お葬式などの儀式は淡々と過ぎていきますが、故人が亡くなったことを心で理解するには長い時間が必要です。


では、観音さまに手を合わせるとどのような功徳があるのでしょうか。



観音さまの功徳を書いた「観音経」というお経があります。
人々の悩みにともなって三十三に姿を変えて救ってくださいます。
悩みの声「音」を「観る」ので「観音」さまなのです。

観音さまは光り輝く都に住んでおられるけれども、苦しみの海に沈んでいる私たちを
救うために、煩悩で濁ってしまった世界に現れて慈しみの心を持って助けてくださいます。

自分で生きるための栄養をとることもできない赤ん坊が、母の慈しみの心で
すくすくと育っていく姿に似ています。
私たちは、「観音さま」という母に大きな慈しみの心「大慈(だいじ)」をいただいて
人生という荒波を超えていくのです。

観音経は「福寿の海は無量なり」と説きます。
むさぼり、怒り(いかり)、愚痴の心が全て消えたところに「幸福の海が無量に広がっている」のです。

觀音寺をお参りしてくださった方が、観音さまに救われますよう祈念しております。


今日も観音さまに合掌



仏教の知恵で心豊かに過ごせますように祈念しております。
法話と天井絵の寺 観音寺(徳島県)
観音さまを筆ペンで描いてみました。

すてき

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