法話と天井絵の寺　観音寺の日常(154回目)
徳島県立道駅

関西では八月盆です。関東では七月盆のところもあります！徳島県も関西圏に入るので八月盆です。

８月に入っていませんが、フライング気味に棚経（お盆のお参り）をスタートさせています。お寺から距離の遠い檀家様から棚経を始めています。

遠方の檀家さんには、お盆にしては早すぎる棚経も快く受け入れてくださり有り難し！です。「わざわざ来てくださって」とねぎらいの言葉を頂くこともあり、私の方が恐縮してしまいます。

せっかくお寺さんが来てくれるので、とお茶菓子を準備してくださることも珍しくありません。凝った和菓子を頂戴することもありますが、コンビニの和菓子をお茶菓子として出してくださる方もいます。

この檀家さんは奥さまが入院中で、男で１つで娘さんを育てておられます。お茶菓子を買いに行くのも難しいと拝察するのですが、わざわざコンビニの和菓子をお茶菓子として準備してくださいます。

心遣いがうれしいですね。何とかしてお寺さんをもてなそうとする姿勢が有り難し！です。

猛暑を超えて酷暑ですが、檀家さんのあたたかい心遣いに支えられて、棚経にお参りする元気が出ます。

今日は午前の部は終えたので、夕方からお参りさせてもらいます。

合掌

仏教の知恵で心豊かに過ごせますよう祈念しております。