不動明王に供物を捧げて供養しました

不動護摩祈祷は添え護摩札に書かれたお願いごとを叶えてもらうための修法だと思われがちですが、ホントのところは違います。

不動護摩祈祷は、行者の法力によって不動明王に壇上に来てもらい供物を捧げて供養するのです。供物はお香だったり、五穀だったりします。

火を焚くのは不動明王が背負っている炎をイメージしています。

作法に従って供養していくので体力も使います。それでも護摩祈祷を終えることができるとホッとします。

本堂へ上がる階段を上がることができないけれど、護摩祈祷だけは欠かさず依頼される方がいます。姪の病が寛解したことで、御利益があったからと続けてお参りしてくださいます。

今月も、無事に護摩祈祷を、終えることができました。

７月より初盆の供養のため護摩祈祷などの行事ごとはお休みします。次回は１０月２８日です。

また護摩祈祷ができるよう精進します。

合掌

仏教の知恵で心豊かに過ごせますよう祈念しております。