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法話と天井絵の寺 観音寺の日常(124回目)徳島県立道駅

本から学んだこと

投稿日:2021年05月26日(水)
私は法話ネタの収集もあり、趣味も兼ねてよく本を読みます。

トイレには必ず本を置いてあり、リラックスしながら読みます。
長男が自宅にいたころは(現在は大学進学のため県外で下宿中)、私のトイレ本を見つけては読んでいたようです。
ある日突然に私のトイレ本が消えることがあり、探してみると長男の机の上にありました(笑)


今日は本から学んだことを書いてみます。

読んだ本は『お金も仲間も引き寄せる神コミュニティの創り方』山口雄輝 著 ぱる出版 2020/12発行

夢をかなえるツールはブログや動画があり、アフィリエイトや広告などで収入を得ることができる仕組みがあります。
本書は夢をかなえるツールは「コミュニティ」だと断言しています。
実際に神コミュニティをいくつも作り上げた実績から本書の執筆をされています。


私がなぜこの本を手に取ろうと思ったのでしょうか。
お寺は檀家制度に支えられていますが、今後は広い意味でコミュニティになっていく必要があると感じているからです。

アフリカのことわざに
速く行きたければ1人で行け
遠くへ行きたければみんなで行け
とあります。

『お金も仲間も引き寄せる神コミュニティの創り方』では、さらに
”遠くへ速く行きたければコミュニティを創れ”
と続きます。

特にみんなで同じ趣味・嗜好を共有して何か1つを創るコミュニティである共創型コミュニティといいます。
ある意味ではお寺に集まる方は檀家さんを含めて共創型コミュニティだと、私は考えます。

共創型コミュニティを運営していくには「共創×熱狂×安心」が不可欠で、

①自分のためになる

②元気になる

③ネタになる

が運営の要素になっています。



お寺も同じだなぁと本書を読みながら感じました。

今の觀音寺では②元気になる がちょっぴり足りないかも、です。



『お金も仲間も引き寄せる神コミュニティの創り方』で、最後にびっくりするような提案がされています。

”うまくいった神コミュニティは人にあげてしまえ!”



私は驚きもしましたが、納得もしました。

なぜなら、お寺の住職の役割とは「次世代にバトンを渡して法燈(ほうとう)を消さないこと」だと思っているからです。

觀音寺は1602年に開かれてから2021年までロウソクの火を継ぐように続いています。

419年の間に25人の住職が法燈を守り続けてきました。

縁あって私が25人目の住職になったからには、26人目にバトンを渡すことが使命です。バトンを渡すときに”うまくいった状態で”渡すことが大事なのだと本書から学びました。

お寺を神コミュニティにしていくことができるよう精進します。



合掌



仏教の知恵で心豊かに過ごせますように祈念しております。
法話と天井絵の寺 観音寺(徳島県)
お寺の住職を継ぐということは、ロウソクの火を移し替えるようにつないでいくことだと思います。

すてき

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