100回忌と300回忌

いつまで供養すればいいの？と聞かれたとき、私はずっとできる限りと答えます。

今日は100回忌２人と300回忌１人の追善供養（法事）をさてせもらいました。
きちんとお位牌が残っていて、施主様が大事に持って来てくださいました。
３００年前の位牌が残っているのは、施主様のご先祖さまに対する考え方を表しているように感じました。

100回忌を迎えたご先祖さまの生前を知っている人は、もちろんいません。
ですが、施主様とどのような関係（続柄）なのかは過去帳の記載から分かります。

施主様から見て母方の曾祖父の兄に当たる方です。
もし、このご先祖さまがいなければどうなるのか……
視覚的に表現するためいのちの積み木を使いました。

※　いのちの積み木についてこちらをご覧ください
https://senzo.inotinotsumiki.com/

曾祖父の兄がいなければ積み木はバラバラと崩れてしまい、施主様はこの世に存在することができません。

生前を知らないご先祖さまであっても、施主様にとってはこの世に産まれるためのルーツになります。大事にしてもらいたいものです。