１５日はふさつの日

毎月１５日はふさつの日だったことをご存じですか？

ふさつとは、お釈迦さまの時代から綿々と続く行事です。

お釈迦様のお弟子さんたちは出家をして戒を守り集団生活をしていました。
戒は１５０もあり、すべてを守って生活することを求められました。

毎月の満月（１５日）と新月（３０日）の日に修行者たちが一同に集まって戒を守って生活できたかどうかを反省する会を持ちました。これが『ふさつ』です。

お釈迦さまのころは戒を守らなかったら「破戒僧」として厳しく罰せられ、ときには破門されることもあったようです。

戒を今どきに翻訳すれば「習慣」となります。毎日よい習慣を続けてどう行動するかをふり返る日があってもいいと思います。習慣を守れなかったことは仕方がないのです。でも、習慣を守れなかったことを認めて元の習慣に戻ることが大事です。

私は仲間と「自分の感情をカギにしてふり返る２８日間」をやってみたことがあります。嬉しかった出来事と、そのときの感情や感謝した出来事とそのときの感情をふり返ることで、自分を見つめることができました。

今日は１５日　ふさつの日です。習慣をふり返ってみませんか。