法話の準備

法事や写経などの行事が始まる前に一口法話しています。

法話を始める前に私がどんな準備をしているのかを少し公開します。

１．聞き手は誰？
まずは聞き手は誰なのかを確かめます。
法事に来てくださる檀家さん？檀家さんの親戚？
はじめて写経に来てくださった方？
それとも面識のある人？

２．聞き手が知りたいことは何だろう
法事に来てくださる檀家さんは先祖供養のためにこの場にいます。
突然に昨日あった出来事をベラベラしゃべっても関心を持ってもらえません。
自分事として聞くことができる話しか耳を貸してもらえないものです。

３．季節感はあるだろうか
季節や月によって仏教行事が行われます。
例えば２月はお釈迦さまの命日に行われる「涅槃会（ねはんえ）」、３月は春彼岸、４月はお釈迦さまの誕生日である「仏生会はなまつり（ぶっしょうえ）」など

上記３つをかけ合わせて法話にします。