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ちぶさじぞうそん岩井山

乳房地蔵尊
栃木県 東武和泉駅

パーキング
駐車場
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御朱印について御朱印
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乳房地蔵尊について

岩井山(勧農城跡)に立つ地蔵堂。
かつては千年寺という寺院であった。
安産・子育てに霊験があり、乳の出が良くなるという親子地蔵が祀られている。

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くし
くし
2025年02月06日(木) 16時32分53秒
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赤城神社から乳房地蔵尊に移動。
数年前に来た時より藪が開かれて歩きやすくなってるような・・・❓️ 前来た時は秋だったので季節的なものかと思ったのですが、途中で草刈りしてる近所の人と出くわす😳 ちゃんと手入れしてくれてる人がいるんですね😊
考えてみたら前回はまだコロナ中でもあったし。

新たにわかった沿革によると、乳房地蔵尊は明治7年までは「千年寺」という一戸の寺で宝林寺の末寺だったとのこと。
廃寺後、本尊は足利学校横にある善徳寺が引き取り、この地蔵堂のみが善徳寺の境外堂宇として唯一現存。
ただ、もともと善徳寺自体が千年寺という名前でこの岩井山にあり、慶長年間(1596~1615)現在の足利学校横に移転して善徳寺になったという異説も出てきたり❓️❓️

一応、自分なりに纏めた沿革を由緒に記載しました✏️ 
創建年代はハクづけのため「千年寺=善徳寺の前身」という足利尊氏創建説を採用✨😄w
御利益は最初「安産・子育て」と「健康長寿」にだけチェック入れたけど、お城や尊氏公などいろいろな武将も関わってたので「勝負運」 幾多の戦乱・水害・移転・廃寺をくぐり抜け現存まで存続したので「家内安全」「商売繁昌」 カスリーン台風から岩井町を守ったので「厄除け」にもチェック入れました✅w

ちなみに千年寺が、一時的にでも宝林寺というやや遠くかつ黄檗宗という珍しい宗派の末寺になったのは、おそらく館林藩主時代の徳川綱吉が関係してます。
宝林寺を黄檗宗として中興開山した潮音道海禅師が、綱吉とその母の桂昌院から絶大な加護を受けていたそうなので。

小さなおっぱい地蔵堂かと思ってたら、何気に歴史上の有名人も多数関わる壮大な歴史を持つお堂でした👑😳www

乳房地蔵尊(栃木県)

赤城神社の方から乳房地蔵尊の方に近付くとまず目に飛び込んでくるのがこの見事な廃墟💦 もと庫裏だったそうです
数年前よりも一層崩壊が進んでますね😰

乳房地蔵尊(栃木県)

お堂の右側の岩場にいくつかの供養塔
岩の上には観音像

乳房地蔵尊(栃木県)

立て膝なので如意輪観音だと思うのですが、腕が二臂なのと、袖を前で合わせるような独特の印を結んでるのが謎❓️❓️
弥勒菩薩や立て膝が多い中国系の観音像なども見てみたのですが、似たようなものは見つからず何観音なのか不明💫 なんだろ?合掌印なのかなこれ?🙏

乳房地蔵尊(栃木県)

六地蔵
改めて見ると前の方が結構開けてますね
ここに千年寺があったのかな?

乳房地蔵尊(栃木県)

ひとまずお堂を参拝🙏

乳房地蔵尊(栃木県)

さて・・・何を願うか?(^^; 乳の出良くしてもらっても仕方ないし💧w
・・・おっぱい関係ならなんでも叶いそうな気がする(*´Д`)💕
チッチッチッチ おっぱ~い🎵 ぼいんぼい~ん🎶
https://youtu.be/t-q8_x5XfqA?si=QbMnWrwCQEBR-9Tr

乳房地蔵尊(栃木県)

前回は比較的明るく写ったのですが、なぜか今回は真っ黒・・・💧
やっぱピー!なこと願おうとしたから⁉️😱💦

乳房地蔵尊(栃木県)

明るさ上げてみましたが、そもそも窓にクモの巣が掛かってたみたいでダメだった orz

乳房地蔵尊(栃木県)

次は城跡に上がる道を探してみます
地蔵堂より先には墓地が点在👻😨💦

乳房地蔵尊(栃木県)

山を巻くように奥に続く道が続いてる

乳房地蔵尊(栃木県)

この辺りで草刈り中の近所の人と出くわす⁉️😳
数年前来た時より藪や草が少なく、季節的なものかと思ってたのですが、ちゃんと手入れしてる人もいたんですね😉

乳房地蔵尊(栃木県)

階段を発見💡

乳房地蔵尊(栃木県)

しかし着いた先はまた墓地💧
とりあえず墓地前を右に向かう➡️

乳房地蔵尊(栃木県)

少し進むともと曲輪跡だったらしい笹に覆われた広場があった💡

乳房地蔵尊(栃木県)

地面に燈籠か柱の土台らしきものあり

乳房地蔵尊(栃木県)

城跡ということで古銭とか刀の鐔とか骨董品でも出てこないか✨と探してみましたが見つからず😂w
ちなみに岩井山は縄文時代の遺跡縫合地でもあるらしい

乳房地蔵尊(栃木県)

あぁ、ここも足利百名山だったのか💡

乳房地蔵尊(栃木県)

いやー、ここもなかなか登頂困難な山でした⛰️😝www

乳房地蔵尊(栃木県)

測量の基準点あり

乳房地蔵尊(栃木県)

尾根伝いに進むと・・・ん?何かあるな👀

乳房地蔵尊(栃木県)

台の上に乗った石碑
これがちょうど赤城神社の上にある金刀比羅神社の石神でした

乳房地蔵尊(栃木県)

さらに進む

乳房地蔵尊(栃木県)

何か遺物っぽい石を発見

乳房地蔵尊(栃木県)

城の北端辺りの土塁か物見っぽい、少し高くなってるところ
ここら辺で赤城神社の参道途中辺りに下山

乳房地蔵尊(栃木県)

崖に四角く整形された石を見つけ発掘を試みるも、木の根がガッチリ掴んでるうえ、見た目より大きい物らしく、取り出すことができず断念😵

乳房地蔵尊(栃木県)

無事に下山しました⛰️💨w
岩井山の麓にある岩井町、カスリーン台風により分断され河川敷の中に取り残された奇妙な集落
ここだけ残ったのも赤城神社や乳房地蔵の加護かもしれない

乳房地蔵尊(栃木県)

今日のできごとを振り返り、山川長林寺の方を望む
鉄塔のすぐ右にある小さい山が道了大権現のある辺りです

乳房地蔵尊(栃木県)

当初の予定では、この足利市街地に聳える助戸東山にも登ろうと思ってたのですが、さすがに今日は山は腹一杯なのでまた後日😅

乳房地蔵尊(栃木県)

また一度渡良瀬川北岸に行って遠回りして帰らなければならないのか😣と思ったら、ありがたいことに橋の途中にショートカットできる登り道があった👍

乳房地蔵尊(栃木県)

帰って戦利品を開封💕w
このように緩衝材に包まれただけの簡易包装で販売機から出てきました

乳房地蔵尊(栃木県)

あいにく揚げ物とかがなかったので、急遽目玉焼きを焼いて味見しました🍳😅
予想ほど甘口ではなく、揚げ物もいいけど千キャベツとの相性がすごく良さそうな味だった😋

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乳房地蔵尊(栃木県)
あいにく揚げ物とかがなかったので、急遽目玉焼きを焼いて味見しました🍳😅 予想ほど甘口ではなく、揚げ物もいいけど千キャベツとの相性がすごく良さそうな味だった😋
乳房地蔵尊(栃木県)
帰って戦利品を開封💕w このように緩衝材に包まれただけの簡易包装で販売機から出てきました
乳房地蔵尊(栃木県)
また一度渡良瀬川北岸に行って遠回りして帰らなければならないのか😣と思ったら、ありがたいことに橋の途中にショートカットできる登り道があった👍
乳房地蔵尊(栃木県)
当初の予定では、この足利市街地に聳える助戸東山にも登ろうと思ってたのですが、さすがに今日は山は腹一杯なのでまた後日😅
乳房地蔵尊(栃木県)
今日のできごとを振り返り、山川長林寺の方を望む 鉄塔のすぐ右にある小さい山が道了大権現のある辺りです
乳房地蔵尊(栃木県)
無事に下山しました⛰️💨w 岩井山の麓にある岩井町、カスリーン台風により分断され河川敷の中に取り残された奇妙な集落 ここだけ残ったのも赤城神社や乳房地蔵の加護かもしれない
乳房地蔵尊(栃木県)
崖に四角く整形された石を見つけ発掘を試みるも、木の根がガッチリ掴んでるうえ、見た目より大きい物らしく、取り出すことができず断念😵
乳房地蔵尊(栃木県)
城の北端辺りの土塁か物見っぽい、少し高くなってるところ ここら辺で赤城神社の参道途中辺りに下山
乳房地蔵尊(栃木県)
何か遺物っぽい石を発見
乳房地蔵尊(栃木県)
さらに進む
乳房地蔵尊(栃木県)
台の上に乗った石碑 これがちょうど赤城神社の上にある金刀比羅神社の石神でした
乳房地蔵尊(栃木県)
尾根伝いに進むと・・・ん?何かあるな👀
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名称

乳房地蔵尊

読み方

ちぶさじぞうそん

ホームページhttps://horinji.or.jp/history/relation

詳細情報

ご本尊《本尊》親子地蔵菩薩
《諸尊》六地蔵・観世音菩薩
山号

岩井山

宗旨・宗派
創建時代

応安元年(1368)

開山・開基

(開基)足利尊氏 (開山)仏満禅師大喜法忻和尚

ご由緒

千年寺は岩井山城の麓に位置し、乳房地蔵尊が祀られるお堂が残っています。岩井山城は、文正元年(1466)足利長尾氏の初代景人が足利庄代官として居城を構えた歴史的城跡です。本堂の跡地とみられる平地が残り、庫裡と思われる建物は荒廃していますが、かろうじて歴代和尚墓を確認することができます。地元住民及び近隣寺院によって管理されています。
(宝林寺HPより)
開基は足利尊氏、開山は鎌倉円覚寺の開山無学祖元(仏光国師)四世の法孫仏満という。初め岩井村にあって千年寺と称したが、慶長年間(1596―1615)現在地(足利学校東側)に移転したという。現在、岩井の旧地には地蔵堂があり、石造の乳房地蔵尊を祀る。
(コトバンクより 善徳寺の沿革)
【総評】
総合すると以下のような縁起・沿革になると思われる。
応安元年(1368) 足利尊氏により岩井山に千年寺として創建。
文正元年(1466) 長尾景人により勧農城築城
天正十八年(1590)頃 勧農城廃城
慶長年間(1596―1615) 足利学校横に移転して善徳寺となるが、千年寺も岩井山で存続。
寛文七年(1666) 宝林寺が黄檗宗として再興、以後いずれかの時点で千年寺が黄檗宗の末寺になる(本寺については、甘楽郡南牧村の黒瀧山不動寺だったという説もあり)
明治七年(1874) 千年寺廃寺、本尊は所縁のある善徳寺へ。岩井山には地蔵堂だけが残り乳房地蔵尊となる。
【乳房地蔵の由来と御利益】
江戸時代後期、渡良瀬川を流れてきたお地蔵様を、岩井山地区より下流の人々が持ち上げようとしても叶わず、お地蔵様は自ら上流に少しづつ移動してついに岩井山に登った。この時に岩井村の人々が持ち上げたら軽々と上がったので堂を立てお祀りすることにした。
乳が出ない、足りない産婦に「おさご」と呼んでいるお地蔵様への供え米でお粥を作って食べさせると乳が出るようになった。
御利益は人間だけでなく猫にもおよび、乳が出なくなって困っていた六匹の子を産んだ母猫におさごを食べさせたところ、見事に乳が出るようになったという。

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