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にちげつじんじゃ

日月神社
栃木県 足利駅

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日月神社について

天道山の頂上にある神社。かつては立派な社殿があったが昭和58年に焼失してしまい現在は石祠二社が祀られている。
富士講や御神体の光る神鏡に纏わる神社縁起が伝わる。

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日月神社の基本情報

名称日月神社
読み方にちげつじんじゃ
通称天道山

詳細情報

ご祭神《主》天照大御神(日之宮)・月読尊(月之宮)
ご神体光る神鏡(焼失)
創建時代不詳 伝承では日本武尊の御代
創始者日本武尊
ご由緒

日本武尊が東征の折、武蔵から上野に入る辺りでふと北を見ると、雲がむくむくと沸き上がっている山があった。
不思議に思った尊は「あれは何か?」と地元の案内人やお供に尋ねたが誰にもわからなかった。
尊が確かめるために山に登ると、鏡のような大きな石があり周りの山や谷を写していた。
尊が岩を調べると割れ目に何か光る物があり、岩を掘ると光はますます強くなり、尊はついに太陽のように輝く鏡を掘り当てた。「奇瑞に違いない」と感じた尊は岩の上に祠を建て鏡を祀った。
後に元明天皇の勅命により、天道日月神社を建てて鏡を祀りなおしたという。
時は流れて江戸時代の明暦年間(1655~57)助戸村の木こりが山で神鏡を見つけて持ち帰ったところ、夜になって鏡が光だした。
数年後、木こりは江戸の武家屋敷へ奉公に出ることになり鏡を持って行った。すると江戸では天候不順がおこり、その原因を占うと鏡が山に帰りたがっているためであるという託宣が出た。
この鏡は江戸の町で話題となり、寛文元年(1661)安藤氏が天道山に建てたお宮に祀られたという。
【富士講との関係と御神体の鏡】
その頃、角行(富士講の信仰上の開祖)の法脈四世 月旺(げつがん)と五世 月心が、日光行道山・出流観音(栃木市)・天もり山(天道山)を見て回った後、麓の足利大月村に訪れ布教活動を行った。
それから22年後、月旺と月心は、江戸の切支丹奉行に取調べを受けることになった。
足利樺崎村・大月村の信徒からも入牢される者が出て、生国大月村の権左衛門の取調べでは「月旺の家の持仏堂には、不思議な鏡があると言うが見たことがあるか」とのお尋ねがあり「不思議な鏡などは見たことはない。嘘だと思うならば使者を遣わしご覧になってください」というようなやり取りがなされたという。
この月旺の持仏堂にあると疑われた鏡こそが、かつて江戸の町で話題になり、日月神社の御神体となった不思議な鏡であるという。
【その後】
このように富士講の崇敬も受けるようになり、かつては大変な信仰を集めており、戦前までは麓の大月村で「天ノ祭」という祭りも行われていた。
神仏習合の時代は大日如来が神鏡(天照大御神)の本地仏とされており、また富士講でも富士山を大日如来と見なす考えがあったため、胎蔵界大日如来坐像(仙元大日)も祀っていた。
神仏分離後は、大日如来像は市内のどこかの寺院(特定できず)で祀られているという。
しかし昭和58年2月23日に社殿が焼失してしまい、現在は山頂に日之宮・月之宮の石祠が祀られている。

ご利益
体験
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