しめきりじぞう
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〆切地蔵について
足利大学前の道路沿いに立つ石仏群。
渡良瀬川の氾濫を「閉め切る」という願いから建てられた。
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足利大学前の道路沿いに鎮座する石仏群。
当初は、学生がレポートとか論文の締め切りに間に合うように願掛けする処か?と思ったのですが😫📝
そうではなく、渡良瀬川の氾濫にたびたび悩まされてきた当地の住人が「川を閉め切る」という願いを掛けて建てられた石仏群だそうです🌊⛔
まぁ場所柄、前者の方の御利益もありそうなので、学問と勝負運にもチェック入れときましたw
石仏の一つに「足尾」と彫られた明治三十三年銘の石仏あり・・・
足尾銅山の煙害により山の木が枯れて保水力を失い、ますます洪水が頻発するようになり、鉱毒が田畑を覆ったという😔
「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」
「亡国に至るを知らざれば之れ即ち亡国の儀につき質問」
富国強兵の名の下に犠牲となったご先祖様達と田中正造翁を偲び、そっと手を合わせました🙏

わりと車通りの多い道路で、どう撮影するか悩んだのですが、あれ?これ逆じゃね?と気付く

さすが車道側を向いてるという極悪なことはなく、ちゃんと歩道側を向いてた😅

こういう由来だそうで
レポートの締め切り祈願じゃなかったのね📝w

地蔵、供養塔、如意輪観音など

「足尾」と彫られた供養塔
明治33年2月といえば、ちょうど足尾鉱毒事件が激甚だった頃で、まさにこの年の2月13日に川俣事件が発生👊💥
翌年12月に田中正造の直訴事件が起こってます

地蔵の前にある足利大学の「風と光の広場」
数々の風力発電の資料などを展示
ここも桜の名所なので、あと少し遅く来れば良かった😵💨
写真






| 名称 | 〆切地蔵 |
|---|---|
| 読み方 | しめきりじぞう |
詳細情報
| ご本尊 | 《本尊》地蔵菩薩 |
|---|---|
| 宗旨・宗派 | |
| 創建時代 | 元禄七年(1694年) |
| 開山・開基 | 不詳 |
| ご由緒 | 一番古い地蔵尊は江戸時代・元禄七年(1694)のもので、今の道路ができる時、この近くにあった石仏をここに集め、近くの人達が供養している。
|
| 体験 | 仏像 |
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