楊原神社の御由緒・歴史

静岡県 沼津駅

歴史[編集] 概史[編集] 創建時期は不詳。戦国時代の現在地への遷座以前は沼津市楊原の場所（現在地の東南東500m）に鎮座していたという[1]。 国史の初見は、『日本三代実録』貞観元年1月17日条の従五位上の神階を授けられたという記述である。『延喜式』神名帳では伊豆国田方郡に「楊原神社 名神大」と記載され、田方郡唯一の名神大社に列している[2][注 1]。また『伊豆国神階帳』では「従一位 やきわらの明神」の記載も見える[2]。ただし現社地や旧社地（沼津市楊原）を含む狩野川左岸は、少なくとも近世以降は駿河国に属していたことから、この名神大社比定には疑問も呈されている[3]。これに関して、「...Wikipediaで続きを読む