明日7月5日は甲子(きのえね)、大黒様の縁日です。
恒例の【千大黒天御首題】の更新日となります。
上行寺で寺宝としてお護りしている
『千大黒天絵図』
様々な大黒天のお姿が描かれた絵図の中から、毎回違う大黒天を用いて作る御首題の第21弾のご案内です。
【千大黒天 御首題】 第21弾
日時 7月5日〜 授与開始
種類 2種類・書き置きタイプの御首題
①鼠と大黒天
鼠は古来より大黒天の使い(使神)とされています。
袋に体を預けて穏やかな表情を浮かべるお姿。
そして小槌の上には黒い鼠!
リラックスした格好で鼠と戯れるようなお姿が印象的です・・・
②二股大根と大黒天
二股大根は大黒天にお供えする縁起物の野菜です。
大黒天は商売繁盛などの他に、子宝成就・子孫繁栄の神様ともされています。
二股大根を大黒の嫁御と呼ぶ地方もあり、大黒天の被る頭巾は男根を表し、二股大根は女性に見立てて二股大根を供えることを「大黒様の嫁とり」と称するそうです・・・
何とも言えない表情で二股大根に手を添えるお姿の大黒天です。
今回もおもむきの異なるお二方の大黒様。
江戸後期~末期の絵師たちが描いた大黒様は、私たちの想像以上に自由で愉快で表情豊かで魅力的な方々です。
※この2種類は直書き出来ません
希望の方は、庫裡玄関にてお申し出下さい。
~注意点~
① 急な法務などで留守の場合もありますので、ご了承下さい。
② 本堂は防犯上の理由から常時施錠しております。お参りは本堂前にてお願い致します。
③ 千大黒天御首題のバックナンバーも合わせてご希望の方は、その旨をお申し出下さい。
その他ご不明点があれば上行寺まで問合せ下さい。
mailto:juen.jogyoji@gmail.com
どうぞよろしくお願い申し上げます。