毎年上行寺では本堂前で蓮を育てており、蓮たちは御参拝の方々の目を楽しませ、境内に彩りを添えてくれています。
大好評だった昨年に引き続き、この“蓮育”をイメージした月替わりアート御首題を製作致しました。
~月替わり蓮育アート御首題~
蓮の成長の過程を月ごとに描いたイラストを用いた御首題で、あさおかまりあさんとのコラボ御首題です。
6月から1ヶ月ごと、蓮の成長に合わせてデザインが変わっていきます!
蓮の絵は、今回の御首題用に描いて頂いたイラストです。
◎授与開始日:6月1日〜
◎志納金について
①見開きサイズ:1,000円
②ハガキサイズ:500円
ご希望の方は庫裡玄関にてお申し出下さい。
◎郵送対応
後日お知らせします
・作品への想い
蓮の優しくも生命の力強さを表現した色えんぴつの作品です。
上行寺さまに訪れるみなさまの穏やかな日々を願い描きました。
〈6月の蓮のイラストについて〉
6月の背景は『恵の水』をイメージしました。
ふっくら膨らんだかわいらしい蕾とこれから咲ききはじめる奥ゆかしさが愛おしいです。
6月 蓮育アート御首題
(見開き・A5サイズ)
右・御題目
中央・蓮のイラスト
左・「不染世間法 如蓮華在水(ふぜんせけんぼう にょれんげざいすい)」
法華経 『従地涌出品 第十五』の一節
〜世間の法に染まらざること 蓮華の水に在るが如し〜
蓮は泥の沼地でそこにしっかりと根を張り、養分を吸収します。
しかし泥の色には染まらず、自分が本来持っている色の花を咲かせます。
お釈迦様は「泥の沼地」とは私たちの生きているこの「現実世界(娑婆世界)」だとおっしゃっています。
私たちが生活する現実世界は、良いこと悪いことだけでなく本当にいろいろなことがあり、喜び・悲しみ・嫉妬や愚痴が渦巻いています。まさにグチャグチャに混ざったまさに「泥の沼地」のようなものです。
その現実から目を背けて生活は出来ませんし、全てが混ざり合ったものが現代社会なのです。
そこで大切な事は、現実をしっかり受け止めてそこに足を着ける。
そして、蓮のように沼地から自分の糧となる事を吸収していくことが成長に繋げ、自分自身の花を育てることです。
6月 蓮育アート御首題(ハガキサイズ)
金字の御題目にイラスト
◎作者紹介
あさおかまりあ
1995年生、生まれも育ちも静岡市。
静岡デザイン専門学校 グラフィックデザイン科卒。
地元の広告代理店に勤め、現在はチョコレート専門店 Concheに勤務。
ほっこりと癒されるようなデザインが好き。
子どもや女性をターゲットにした、イラストやキャラクター、タイポグラフィが得意。
インスタグラム
@maria_asaoka
https://www.instagram.com/maria_asaoka/
千大黒天絵図御首題は御好評を頂いており、引き続き授与しております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。