ふはちまんぐう
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府八幡宮のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年03月17日(木)
参拝:2022年2月吉日
【遠江國 式内社巡り】
府八幡宮(ふ・はちまんぐう)は、静岡県磐田市中泉にある神社。式内社で、旧社格は県社。祭神は、誉田別命(応神天皇)、足仲彦命(仲哀天皇)、気長足姫命(神功皇后)。
社伝によると、奈良時代の天平年間(729年~748年)に遠江国司であった聖武天皇の曾孫・桜井王が庁舎内に創建と伝わる。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「遠江國 磐田郡 御祖神社 小」、「入見神社 小」、「須波若御子神社 小」に比定される、またはその論社となっている。鎌倉時代には秋鹿氏が当地に留まって神主となり、足利氏、今川氏、徳川家康から社領を寄進された。江戸時代には秋鹿氏が神主と代官を兼ねて250石を給せられた。明治時代に入り、近代社格制度のもと県社に列格した。
当社は、JR東海道本線・磐田駅の北方、駅前通りを1km進んだ東側の平地にある。境内はかなり広く、全体に樹木が多くて包まれ感がある。大きな鳥居をくぐり林間の参道の先にある大きな楼門が特徴。社殿も大きく立派で、社務所も有人、江戸時代以来、大社として大事にされて来たことが分かる。兼務社も多いようで、当地域の中心となる代表的な神社のひとつだと思われる。
今回は、遠江國の式内社、静岡県の旧県社ということで参拝することに。参拝時は休日の午前中で、家族連れやおひとり様など、ぱらぱらと絶えず参拝者が訪れていた。
※当社は、「遠江國 磐田郡 田中神社 小」に比定されている<田中神社>と、「遠江國 磐田郡 鹿苑神社 小」に比定されている<鹿苑神社>を兼務しており、両社のご朱印も拝受できる。
境内西端入口にある<鳥居>と<社号標>。磐田駅の北口駅前通りに面している。
鳥居をくぐって参道を東に進む。木々が高く緑が濃いので包まれ感がある。
参道右側の<手水舎>。
参道しばらく進むと、突き当りに<社務所>、左手に<楼門>が現れる。
<楼門>全景。江戸時代前期1635年の造営。入母屋造、杮葺の純和様建築の隋神門。楼門内の木造随身像も江戸時代初期の作。
<楼門>正面。かなり立派で趣のある外観。
楼門をくぐる。
楼門をくぐった先、参道左側にある<臨時授与所>。
社殿は一段高いところにある。その入口にある<中門>。楼門と異なり、禅宗様式。
楼門と同じ1635年の造営で、江戸時代後期の文化年間(1804年~1818年)に再建の記録がある。
楼門と同じ1635年の造営で、江戸時代後期の文化年間(1804年~1818年)に再建の記録がある。
<拝殿>全景。楼門や中門と同じ1635年の建立、1714年に再建。入母屋造。
拝殿前左側の<狛犬>。
拝殿前右側の<狛犬>。
<拝殿>正面。上部には小さな<八幡宮>と刻まれた扁額。
<拝殿>内部。当日は、ひな人形がいくつも飾られていた。
拝殿後ろの<本殿>。江戸時代初期1617年の建立。三間社流造。
本殿後方の末社群①。左から順に<狩尾神社>、<三保神社>、<皇子社・神明社>、<小笠社・金山社>、<宇治神社>。
本殿後方の末社群②。左から順に<水尾神社>、<稲荷社>、<住吉社>。
本殿後方の末社群③。<高良神社>、<武内神社>、<山神社>、<山口神社>の合殿。珍しいことに、社殿は精巧な模型になっている。
境内西端にある<東照宮>の鳥居。
<東照宮>の社殿。
東照宮の参道と本社社殿の間にある<伊雑宮>。
小高い場所にある<伊雑宮>の社殿。
最後に<社殿>全景。
社務所前に戻って、すぐそばにある<神宮寺跡>。
こちらは<社務所>。御朱印はこちら。兼務社の御朱印も先に拝受した~♪
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すてき
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