まつえじょうざんいなりじんじゃ
松江城山稲荷神社へのアクセス・駐車場
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駐車場に関する投稿
城上稲荷神社(じょうざん・いなり~)は、島根県松江市殿町の松江城址にある神社。祭神は稲荷大神(宇迦之御魂神)。
創建は江戸時代初期の1639年、徳川家康公の孫にあたる松平直政公が松江藩主として入国した翌年、かねて信仰していた稲荷大神を出雲國・隠岐國両国の守護神として松江城内に祀ったのが始まり。その後若宮八幡宮を合祀して「御城内稲荷八幡両社」と称し、社領の寄進、祭祀、造営などすべて藩費をもって賄うなど格別の扱いを受けた。創建当初から10年ごとに開催される当社式年神事「ホーランエンヤ」は日本三代船神事の一つと言われるほど大盛儀となっているとのこと。また、江戸時代末期、松江城近くに居住していた小泉八雲はたびたび当社を訪れ、2千以上を数えた石狐に興味を抱き、お気に入りの石狐があったほか、火除けのお札をイギリスの大英博物館に贈っている。
当社は、JR山陰本線・松江駅の北西、道のり2kmにある松江城址の北端部にある。境内は広くはないが、入口の鳥居から隋神門までの道のりはそこそこあって、説明書きなども多く、じっくり見て廻ると楽しい神社。せっかくの面白い神社だが、松江城の入口や駐車場は敷地の南東部にあり、多くの観光客が敷地中央部にある松江城周辺だけを見て廻るため、参拝者は少ない印象。
今回は、松江城址にある神社をすべて廻ってみようと思い、松江神社、松江護国神社に続いて参拝した。参拝時は週末の午後遅めの時間で、参拝者はほとんど見掛けなかった。
松江城址の最北部の通路脇にある、木製の<一の鳥居>と<社号標>。鮮やかな朱色が印象的。
一の鳥居のすぐ後ろにある<二の鳥居>。両サイドに見える出雲構え獅子型の<狛犬>は、かなり年季が入っている。
両サイドに着目すると、狛犬の後ろには、大きなサイズの<狛狐>が鎮座している。こちらもかなりの年季。
この後、まっすぐ進んで小さな<三の鳥居>をくぐり、参道は左に曲がる。
しばらく進むと、<四の鳥居>と丘の上の建物が見えてくる。
四の鳥居をくぐって、参道左側にある<手水舎>。
神門まで続く階段。階段が拡張されたように見えるが、小泉八雲が通ったころの階段は左側かな?
階段を登り切ると<神門>がある。提灯の赤い<葵の御紋>と、顔のない<狛狐>が目を引く。
この顔がのっぺりした<狛狐>は、小泉八雲がお気に入りだった狛狐を復元したものらしい。
神門をくぐり、<拝殿>全景。最小限の彫刻が入ったシンプルな拝殿で、端正なルックス。社殿周りの境内はこぢんまりとしている。
<拝殿>正面。扁額には<稲荷神社・若宮八幡宮>の文字。<葵の御紋>の神社幕が誇らしげ。
社殿の右側は<授与所>。御朱印はこちら。
拝殿右側には、<金刀比羅神社>と<熊野大社>の小さな社殿が立っているが、不思議なことに、たくさんの<きつね>で埋め尽くされている。
拝殿後ろの<本殿>。江戸時代後期の1812年の建立。
本殿右側の<御神木>。写真右側の石像は、劣化が進みすでに狛犬化狛狐か判別できなくなっているが、丸みがあってなんとなく可愛らしい。
現在でも千体はあるという<きつね>たち。この中に、<玉を持ったきつね>と<玉に乗ったきつね>がそれぞれ一体ずつあって、見付けると運気が向上するらしい...(^_^;)
最後に社殿全景。千体の<きつね>をゆっくり見て、味わいながら廻るのも楽しそう。(^▽^)/
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