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とうりんじ|曹洞宗千花山

東林寺のお参りの記録一覧
滋賀県 余呉駅

なむなむ
なむなむ
2023年05月17日(水)
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先に訪れた曹洞宗洞壽院の後、こちら千花山東林寺に参拝しました。洞寿院から少し離れた「六所神社」の境内に東林寺(菅並観音堂)があります。
東林寺は伊香西国観音霊場三十番札所。
洞壽院の飛地境内の一末堂とのことです。
昭和34年国の重要文化財に指定された
御本尊 秘仏 聖観音菩薩立像。
三十三年に一度の本開帳と、17年毎の中開帳に御開帳されます。像高172.7cm ヒノキ材製の一木造で内刳りをせず、素地仕上げの表面に、一部ノミの跡が残っているそうな。
背面腰下には、制作年代である鎌倉時代の建保4(1216)年の墨書があるそうです。
秘仏 聖観音菩薩立像の前回の御開帳は、1999年に中開帳、2016年9月25日に行われた本開帳。
また、同2016年の夏には「観音の里の祈りとくらし展」のため、東京までご出張されたそうです😳
その後、2019年8月25日 丹生谷文化財フェスタに併せて特別に御開帳されました。
ネットには、このフェスタの日付で御朱印が投稿されていましたので、この時に拝受が出来たものと思われます。

東林寺の創建は1216年、比叡山の僧・泰恒法師によって建立されたといい、同じ敷地内にある六所神社の神宮寺であったと考えられているそうです。
その後、明治の廃仏毀釈によって洞寿院の飛び地境内となり、現在は観音堂だけが姿を残しています。
参拝当日、本堂は施錠🔒され、内部をしっかりと見学、参拝することは叶いませんでしたが、扉の隙間から見させて頂きますと、数体の仏さまがいらっしゃいました。
御本尊 秘仏聖観音菩薩さまをはじめとする、お堂内のたくさんの仏さまのお姿は、ネットで東林寺を検索🔍して頂きますと、数名の方のブログにてご覧頂けます。是非検索🔍してご覧下さい😌

東林寺は無住の寺院です。
菅並地区の住民の方々が、大切に管理、維持はもとより本開帳や中開帳を行ってきたそうです。
現在、住民の方々は高齢、独居世帯になっておられ、今後の維持、管理も難しくなってきているそうです。
この山深い郷の素晴らしいお寺さまが、何とか存続して下さることを願っている次第です。🙏🏻😌

東林寺(滋賀県)

六所神社⛩️と地続きにあります。
自然の中に、ひっそりと佇むお堂です。

東林寺(滋賀県)

豪雪地帯に耐える為の、急勾配の屋根。

東林寺(滋賀県)
東林寺(滋賀県)
東林寺(滋賀県)

東林寺御由緒

東林寺(滋賀県)
東林寺(滋賀県)
東林寺(滋賀県)

伊香西国巡礼第参拾番 御詠歌
 補陀落の 水は妙理の 滝つせや 
 誓の岸に 思ひ立つ波

東林寺(滋賀県)

御本堂内
脇侍に持國天、多聞天さまが。
中心の御厨子前には、御本尊 聖観音菩薩さまのお写真が。

東林寺(滋賀県)

観音堂内にはたくさんの仏さまがいらっしゃるようでした。
須弥壇の右に並んでいらっしゃる仏さま達は、お地蔵さまが3体いらっしゃるように見えますが、お釈迦さまや薬師如来さまが、お地蔵さまのように前掛けをされていらっしゃるそうです。
また肉眼でも確認出来ませんでしたし、写真にも写っていませんが、他にも子安地蔵尊さま、金色に輝く地蔵菩薩半跏像さまが御安置されていらっしゃるそうです。

東林寺(滋賀県)

丹生谷文化財フェスタにて拝受されたようです。(ネットから転写)

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