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楽しみ方石塔寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2025年11月28日(金) 23時16分19秒
参拝:2025年11月吉日
【阿育王山(あしょかおうざん)石塔寺(いしどうじ)】
本尊:聖観音
宗派:天台宗
開基:聖徳太子
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第36番~
石塔寺は、滋賀県東近江市石塔町に位置します。聖徳太子が近江の48の寺院を建立し、その最後の寺院が石塔寺であったことから、「本願成就寺」といわれていました。第66代 一条天皇(在位:986-1011)の時代になって巨大な石の三重塔が地中から発見され、それ以後、「石塔寺」という名前に変わっています。かつての石塔寺は、七堂伽藍と八十余坊の末寺を有する隆盛した寺院だったようですが、応仁の乱と織田信長の焼き討ちにより伽藍を焼失しました。その後、江戸初期に復興されています。
~石塔寺は決して大きな寺ではない。華麗な堂塔伽藍が見られるわけでもない。いわゆる”観光寺院”でもない。あるのは、ただ石の巨塔と無数の石塔石仏たちにすぎない。だが、石塔寺は訪れた人びとに、一度見たら忘れられないほどの強い感動を与えてきた。~
~『百寺巡礼 第四巻 滋賀・東海』五木寛之(講談社、2004)~
本尊:聖観音
宗派:天台宗
開基:聖徳太子
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第36番~
石塔寺は、滋賀県東近江市石塔町に位置します。聖徳太子が近江の48の寺院を建立し、その最後の寺院が石塔寺であったことから、「本願成就寺」といわれていました。第66代 一条天皇(在位:986-1011)の時代になって巨大な石の三重塔が地中から発見され、それ以後、「石塔寺」という名前に変わっています。かつての石塔寺は、七堂伽藍と八十余坊の末寺を有する隆盛した寺院だったようですが、応仁の乱と織田信長の焼き討ちにより伽藍を焼失しました。その後、江戸初期に復興されています。
~石塔寺は決して大きな寺ではない。華麗な堂塔伽藍が見られるわけでもない。いわゆる”観光寺院”でもない。あるのは、ただ石の巨塔と無数の石塔石仏たちにすぎない。だが、石塔寺は訪れた人びとに、一度見たら忘れられないほどの強い感動を与えてきた。~
~『百寺巡礼 第四巻 滋賀・東海』五木寛之(講談社、2004)~

【寺号標】


【参道】

【山門】


【本堂】


【本堂 内陣】



【参道】
158段の石段。
158段の石段。

【鐘楼】

【阿育王塔】
総高7.5mの日本一高いとされる石造三重塔。国の重要文化財。
~平安時代に日本から唐に留学した寂照(じゃくしょう)という僧が、インドのアショカ王がつくったという塔の話を耳にした。アショカ王とは約二千二百五十年前のインドの王である。晩年、アショカ王は仏教に深く帰依し、世界各地に仏教を広めようとした。そこで、彼は八万四千の塔をつくり、釈迦の遺骨である仏舎利を分納して、世界各地にその塔を撒き散らしたというのである。そのうちの二つの「阿育王塔」が日本へ飛んできて、そのひとつが、琵琶湖の東方にあるという。それを聞いた寂照は、詳細を記した手紙を海に投げいれて、日本へ伝えようとした。やがて、その阿育王塔の話は一条天皇の耳にも届く。一条天皇は蒲生郡に使者を送って調べさせた。すると、当時は本願成就寺と称した寺の裏山の土中から、巨大な石塔が発見された。喜んだ一条天皇はその寺を石塔寺と名づけ、勅願寺とした。こうして石塔寺は寺領も広がり、立派な堂宇が建てられ、隆盛をきわめたという。~
総高7.5mの日本一高いとされる石造三重塔。国の重要文化財。
~平安時代に日本から唐に留学した寂照(じゃくしょう)という僧が、インドのアショカ王がつくったという塔の話を耳にした。アショカ王とは約二千二百五十年前のインドの王である。晩年、アショカ王は仏教に深く帰依し、世界各地に仏教を広めようとした。そこで、彼は八万四千の塔をつくり、釈迦の遺骨である仏舎利を分納して、世界各地にその塔を撒き散らしたというのである。そのうちの二つの「阿育王塔」が日本へ飛んできて、そのひとつが、琵琶湖の東方にあるという。それを聞いた寂照は、詳細を記した手紙を海に投げいれて、日本へ伝えようとした。やがて、その阿育王塔の話は一条天皇の耳にも届く。一条天皇は蒲生郡に使者を送って調べさせた。すると、当時は本願成就寺と称した寺の裏山の土中から、巨大な石塔が発見された。喜んだ一条天皇はその寺を石塔寺と名づけ、勅願寺とした。こうして石塔寺は寺領も広がり、立派な堂宇が建てられ、隆盛をきわめたという。~














【御朱印】
すてき
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