浄土宗
正福寺へのアクセス
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電話番号 | 0748-72-0126 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
駐車場に関する投稿
滋賀県湖南地区の寺院巡りの3寺目は、滋賀県湖南市に在る大乗山 正福寺です。
浄土宗で、本尊は大日如来(秘仏)。
この本尊·大日如来、十一面観音、薬師如来、地蔵菩薩の計7躯が重文に指定されています。
拝観には事前予約が必要です。実は先月予約せずに訪れましたが、拝観は予約要の貼り紙がありましたので、今回の拝観になりました。(前回分も投稿済み)
聖武天皇の勅願所として良弁が開基。当時は七堂伽藍を有する大寺院であったが、元亀年間に織田信長の兵火により全山焼失。しかし本尊を含む仏像は難を逃れ、草庵に安置して村人が護ってきた。その後、明暦年間に寂誉上人により浄土宗に改宗。正徳3年に霊誉上人により堂宇を再興。宝暦6年に火災により本堂、山門、鐘楼を焼失。宝暦12年に再建。
昭和22年に塔中であった清寿寺と永巌寺を合併し現在に至ります。
参道を少し上がると山門前の石段に突き当りますので、左へ行って駐車場に停めました。直ぐ境内に入れますが、私としてはきちっと山門をくぐって境内にと。山門をくぐると右側に手水、左側に鐘楼、正面に本堂。本堂右側は庫裏、本堂左側は観音堂(収蔵庫)です。
先に訪れた寺院で予定以上に滞在が長くなり、予約時刻を過ぎてしまってご住職をお待たせしてしまいました。(済みませんでした。ペコペコ。)本堂前にご住職がいらっしゃいまして、挨拶を済ませて早速観音堂へ。
重文の仏像が6躯並んでいます。壮観です。ご住職の説明を聴きながら拝観します。
よく聞く話ですが、仏像を持ち出した後に畑に埋めて隠したと。そのせいなのか彩色は落ちてしまい、腕から先や衣は後補部分が多いですし、虫食いの跡もかなり酷かったそうですが(修復済み)、そんな事はどうでもよくなりますね。それと、一番右側に仏頭がありますが、盗難騒ぎで被疑者となった仏師(疑いは晴れて無罪)が製作したものでいい出来映えでした。
観音堂を後にして本堂へ。須弥壇真ん中に重文の大日如来が祀られていますが秘仏のため厨子の中です。右と左の間には合併した清寿寺と永巌寺の阿弥陀三尊。そうなんです、この本堂には本尊が3つある訳です。実は今年4月から丸3年掛けて本堂の改築工事を行います。それに合わせて須弥壇に3寺の仏像を祀るように変更するとの事です。そして改築が終了したら落慶法要で秘仏·大日如来を開帳するそうです。
庫裏で拝観料(500円)をお支払し、御朱印も頂きました。
3年後にまた訪れたいと思います。
御朱印
参道
山門
手水
鐘楼
本堂
観音堂(収蔵庫)
奥から薬師如来、十一面観音(4躯)、地蔵菩薩半跏像 全て重文(ネットから転載)
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