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惣一郎
惣一郎
2021年11月29日(月)
1269投稿

姫宮神社は、埼玉県南埼玉郡宮代町にある神社。式内論社で、旧社格は村社。祭神は多記理姫命(たきりびめ)、市杵島姫命(いちきしまひめ)、多記津姫命(たぎつひめ)の3柱。

今回は2回目の参拝。この日のツーリングコースが<埼玉県中部>だったため、御朱印未入手につき再参拝してみた。

前回参拝時は9月初旬で残暑の中、境内の樹木が青々としていたのが印象に残っているが、今回は晩秋ということで、草木が赤や黄色に色づいており、違った趣を楽しむことができた。

ただ、ネットの情報では「少し離れた宮司さん宅で御朱印を拝受」とあるものの、電話番号などの詳細情報がないため、再参拝しても御朱印を拝受できるわけもなく、今回も御朱印は「ぼうず」で参拝を終えた。

姫宮神社の鳥居

境内南端入口にある<鳥居>。かなり新しい石製六脚鳥居で、扁額には<正一位 姫宮大明神>とある。

姫宮神社の建物その他

参道を進むと、左側の樹木が紅色に染まっている。(何という木だろう?)

姫宮神社の建物その他

さらに進むと、右側の木々がほど良い色づき具合。左奥の大きな木、<御神木>もほんのり茶色に。

姫宮神社の手水

参道左側にある<手水舎>。簡素だが<手水鉢>がなかなか良い。

姫宮神社の手水

こちらが<手水鉢>。当社の社紋であろう鶴の紋章が中央にどーんと描かれている。また刻まれた字を見ると<享保四年(1719年)>に奉納されたとある。

姫宮神社の自然

手水舎から社殿方向を望む。<御神木>の力強い根元が良い。

姫宮神社の本殿

<拝殿>全景。江戸時代末期の1863年改築。よく見ると瓦葺の屋根は意外と凝っていて、昭和のありきたりな瓦ではない感じ。軒の柱には榊の枝が挿してあり、まめに手入れがされている証左。

姫宮神社の建物その他

賽銭箱にも、当社の社紋と思われる鶴の紋章を発見。手水鉢の社紋よりもはっきりと図柄が見える。

姫宮神社の建物その他

拝殿の扁額。さて、何と書いてあるのだろう? デザインとして面白い字体だが、自分には読めない...(^_^;)

姫宮神社(埼玉県)

拝殿前左側の<狛犬>。よく見ると珍しい形。マッシュルームカット&髭面で、60年代後半のロックスターのような斬新な風貌。

姫宮神社の狛犬

拝殿前右側の狛犬。となりにビートルズのリンゴスターの写真を並べてみたい。

姫宮神社の建物その他

刻まれた字を見ると<天保十二年(1841年)>とある。なるほど、江戸時代末期に流行した狛犬の形なのかしら。

姫宮神社の建物その他

前回は気付かなかった<力石>。こちらは江戸時代中期の1715年に奉納されたものとのこと。

姫宮神社の建物その他

社殿の右側には、境内社群がある。少し盛り上がった場所は、元古墳とのこと。拝殿に、境内社の名前と祭神、御利益を記載した「参拝順路図」が貼ってある。小さな神社なのに、宮司さんの気遣いが行き届いている。

姫宮神社の本殿

元古墳の近くから、<社殿>全景。拝殿後ろの本殿は、江戸時代中期の1715年再建。

姫宮神社の鳥居

最後に、入口の<鳥居>と<社号標>を写真1枚に収めてみる。(^▽^)/

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惣一郎
惣一郎
2021年09月17日(金)
1269投稿

姫宮神社は、埼玉県南埼玉郡宮代町にある神社。式内論社で、旧社格は村社。祭神は多記理姫命(たきりびめ)、市杵島姫命(いちきしまひめ)、多記津姫命(たぎつひめ)の3柱。
社伝によると、桓武天皇の孫・宮目姫が下総国に赴く途中、当地でなくなり、のちに慈覚大師円仁が宮目姫を祀ったことが当社の始まり。このことから創祀の時期は円仁が遣唐使から帰国した847年から864年の間とされる。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』では、「武蔵国 埼玉郡 宮目神社」と記載があり、その論社となっている。なお他にも3社論社があり、埼玉県熊谷市の高城神社、埼玉県久喜市の神明神社、埼玉県加須市の宮目神社(玉敷神社の境内社)がある。
江戸時代には当社は旧百間村の総鎮守とされ、現在の宮代町の地名は旧百間村の総鎮守「姫宮神社」の「宮」と、旧須賀村の総鎮守「身代神社」の「代」が語源になっているとのこと。
当社は、東武伊勢崎線・姫宮駅の北1kmの平地、伊勢崎線の線路の近くの、耕作地が広がるのどかなエリアの住宅が少し集まった場所にある。境内は南北に細長く、敷地内には集会所があり、<ザ・村の鎮守>といった感じ。社殿の近くには古墳があったりする。
今回は武蔵国の式内論社ということで参拝することに。参拝時は週末の午後、自分以外には参拝者はいなかった。

姫宮神社の鳥居

境内南端にある<鳥居>と<社号標>。

姫宮神社の鳥居

鳥居には<正一位 姫宮大明神>の扁額が掛かる。

姫宮神社の建物その他

鳥居をくぐって前方を望む。左側の大きな<御神木>の枝ぶりが良い感じ。

姫宮神社の手水

参道左側の<手水舎>。

姫宮神社の本殿

<拝殿>全景。古そうに見えるが、手入れが行き届き実はきれい。

姫宮神社の本殿

<拝殿>正面。簡素だが、ちゃんと彫刻も入っている。

姫宮神社の本殿

久々に読めない扁額。普通なら<姫宮社>だが、とてもそうは読めない...(^_^;)

姫宮神社(埼玉県)

社殿の左奥にある<稲荷社>。ちゃんと祭神の説明書きがある。

姫宮神社の末社

社殿の右奥にある<香取社・鹿島社>と<天神社>。

姫宮神社の末社

天神社の右側に建っている<三峯社>。

姫宮神社の末社

三峯舎の右側に建っている、社殿がひと回り大きい<八幡社>。八幡社の前には、古墳跡と思われる土の盛り上がりがある。

姫宮神社の本殿

八幡社から見た<社殿>全景。拝殿と同じぐらいの大きさがある<本殿>には、その上にさらに覆屋が建っている。

姫宮神社の本殿

<社殿>全景。大きな神社ではないが、いまでも大事にされている印象。

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姫宮神社の基本情報

住所埼玉県南埼玉郡宮代町姫宮373 
行き方

東武伊勢崎線(スカイツリーライン)姫宮駅 東口から徒歩10分

アクセスを詳しく見る
名称姫宮神社
読み方ひめみやじんじゃ
御朱印あり

限定御朱印なし
絵馬あり

詳細情報

ご祭神・多記理姫命(たぎりひめのみこと) ・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと) ・多記津姫命(たぎつひめのみこと)
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