れんけいじ
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蓮馨寺ではいただけません
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蓮馨寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2024年04月14日(日)
参拝:2023年10月吉日
開け旅の扉、響け時の鐘。 引っ越しの片付けも一段落着いた2023年10月、息抜きを兼ねて小江戸・川越を散策しました。 続いて川越熊野神社の道を挟んで反対側にある蓮馨寺をお訪れました。 天文18年(1549年)、川越城の城主・大道寺政繁(だいどうじ まさしげ)の母・蓮馨大姉(れんけいだいし)が甥にあたる感誉存貞(かんよぞんてい)上人を招いて開山したとされる浄土宗のお寺です。 感誉上人は後に出世し現在の浄土宗大本山・増上寺の第十世となり、浄土宗伝法を改革、確立したことでも知られます。 江戸幕府が創設されると、僧侶の養成機関、仏教宗派の学問所として蓮馨寺は関東十八檀林の一寺として列せられ、三河時代から浄土宗への信仰の篤かった徳川家の庇護の下、威勢を振るう時代もあったようで、境内至る所に三つ葉葵紋を見ることができます。 また明治の神仏分離令により川越熊野神社などが独立した替わりに、ゆかりの「子育て呑龍上人」が祀られるようになったとのことです。 明治26年(1893年)の川越大火により、諸堂を失いましたが手水舎と鐘楼は焼失を免れ当時のままの姿を見ることができます。 とくに手水舎の欄間に施された鶴亀や牡丹唐獅子の彫刻は見事で一見の価値ありです。 伺った日には境内で蚤の市のような催しが行われていて、天気の良い祝日だったこともあり、多くの人で賑わっていました。 ただ、さほど騒がしく混雑した感じではなく、穏やかな空気の流れる中、良いお参りをすることができました。
すてき
投稿者のプロフィール
らんでぃー367投稿
令和になってから奈良の興福寺を参拝したのをきっかけに、御朱印を集めるようになりました。今では夫婦で神社仏閣巡りを楽しんでいます。妻は置物御籤もコレクションしています。
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