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なかひかわじんじゃ

中氷川神社
埼玉県 西武球場前駅

御朱印について
御朱印
なし
パーキング
駐車場
あり

あり

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惣一郎
2022年02月28日(月)
1269投稿

【武蔵國 式内社巡り】

中氷川神社(なかひかわ~)(三ヶ島)は、埼玉県所沢市三ヶ島にある神社。式内論社で、旧社格は村社。祭神は須佐之男命、奇稲田姫命、大己貴命、少彦名命。

社伝によると、崇神天皇の御代(紀元前97年~紀元前30年)に氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区)から勧請されて創建し、日本武尊が東征の折に立ち寄って大己貴命と少彦名命の両神を祀ったとされる。戦国時代の1591年に徳川家康から朱印地を下賜された。室町時代までは「中宮」、江戸時代には境内が細長いことから「長宮明神社」と呼ばれたが、明治時代に入り「中氷川神社」と改称した。

当社は、西武池袋線・狭山ヶ丘駅の南西3kmの、都道179号線(所沢青梅線)の南側の平地にある。早稲田大学所沢キャンパスのすぐ北側にあたる。江戸期に「長宮」と称された通り、境内は東端入口から西端社殿までが細長いのが特徴。細長い参道を西に進むが、社殿周りは広々としていて、サイズ感としては旧郷社格以上。大通りとの間に距離があり、木の茂り具合も程良くて、神域の静かさや包まれ感が良い。

今回は、武蔵国の式内論社ということで参拝することに。参拝時は週末の午後、境内は自分以外には参拝者はいなかった。

中氷川神社の鳥居

境内東端入口にある<鳥居>と<社号標>。境内の東側では、参道部分だけが当社の物となっている。

中氷川神社の建物その他

150m以上ある細長い参道を進む。参道沿いには古木が立っている。

中氷川神社の建物その他

参道中ほどまで来ると、急に境内が左右に広がる。

中氷川神社の本殿

<拝殿>遠景。この見える範囲だけでも旧村社格の広さだが、写真外の左側、右側、奥にもちょっとした林があって境内地となっている。

中氷川神社の手水

拝殿前、参道右側にある<手水舎>。

中氷川神社の本殿

<拝殿>全景。朱色の塗装が特徴的。

中氷川神社の狛犬

拝殿前、参道左側の<狛犬>。年季はそこそこ。

中氷川神社の狛犬

拝殿前、参道右側の<狛犬>。どっしり型。

中氷川神社の本殿

<拝殿>正面。よく見ると軒下などの彫刻には彩色が施されている。鮮やかで、けっこうきれい。(o^―^o)

中氷川神社の本殿

拝殿正面上部に掲げられている<扁額>。

中氷川神社(埼玉県)

<拝殿>内部。きれいにされていて、奥のガラス越しに<本殿>が見える。

中氷川神社の本殿

斜めから<社殿>全景。

中氷川神社の本殿

拝殿後ろの<本殿>。覆屋になっている。

中氷川神社(埼玉県)

社殿右側の境内社群。

中氷川神社の末社

右側から順に、まず<山王社>。

中氷川神社(埼玉県)

次に<八坂神社>。

中氷川神社の末社

つづいて<神明社>。

中氷川神社の末社

最後に<稲荷神社>。

中氷川神社の自然

境内社の近くに、古い巨木の大きな切株がある。

中氷川神社の建物その他

元来た道を少し戻って、広場にある<社務所>。

中氷川神社の建物その他

元来た道を少し戻って、広場にある<神楽殿>。

中氷川神社の建物その他

元来た道を少し戻って、広場にある<参集所>?

中氷川神社の鳥居

境内北側、大通り側にある<鳥居>と背の低い<社号標>(右下)。

中氷川神社の建物その他

社号標には<武蔵国四十四座之一 中氷川神社>と刻まれている。
この社号標自体は相当古そうだが、式内社としては有力視されていないとのこと。(^▽^)/

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歴史

当社は崇神天皇の御時、神託によって勧請された社であり、素盞嗚尊と奇稲田姫命の二柱を祀る。其後、景行天皇の御時、日本武尊が東征に際してこの地を通り掛かった時に霊異を感じ、天下泰平、国乱鎮護の為、大己貴命・少彦名命の二柱を併せ祀ったと伝えられる。『延喜式』神名帳に記載される「武蔵国四十四座の一つ中氷川神社」と伝える古社である。『神祇志料』や『旧神祠記』などの古書には、中氷川神社の鎮座地は三ヶ島とされており、文化十年に地頭の沢次郎右衛門が神職の宮野出雲に宛てた文書の中にも「中氷川神社長官明神の儀は東照宮様より御朱印被下置、殊に延喜式内の社格、且神主先祖大坂御陣供奉仕候」と記されている。

狭山丘陵の北麓に位置する三ヶ島は、古くから畑作を中心とした農業地域として発展してきた。三ヶ島の地名は、開村当時は家数がまだ少なく、村内に三ヶ所の小さい集落があるだけであったため、遠方から見ると、あたかも原野の中に三つの小島が浮かんでいるようであったことに由来すると伝えられている。境内が、北東から南西にかけて、非常に細長い形をしているところから、かつて当社は長宮とも称されていた。当社の所蔵する数々の裁許状や、社領安堵状などを見ると「長宮明神」もしくは「長宮中氷川神社」などと記されたものが多い。永禄九年の北条氏照制札には「中宮」とも記されている。当社については、足立郡大宮(現さいたま市)にある武蔵一の宮の氷川神社と、西多摩郡氷川村(現東京都西多摩郡奥多摩町)にある奥氷川神社とともに、『武蔵三氷川』といわれている。この三社は、ほぼ一直線に並んでおり、本宮、中宮、奥宮の関係になっている。また本殿天井には、極彩色な「龍」が描かれており、水や龍神と深いつながりの「大宮氷川神社」との関係も興味深い。

社家として代々当社の祭祀を司っているのは、三ケ島家と中家である。三ケ島家は、維新前は宮野姓であり、『風土記稿』にも「神職宮野出雲」としてその名が見える。中家は古尾谷城主中築後守資信を遠祖とする。文治二年源廉氏より六代氏重まで神職であったが、応長元年七代良円より本山派修験玉蔵坊(後に竜蔵院と改める)となる。復飾して姓を中と名乗り再び神職となり、現在に至る。

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中氷川神社の基本情報

住所埼玉県所沢市三ケ島5丁目1691−1
行き方

【電車・バス】
西武池袋線「小手指駅」から西武バス「宮寺西行き」で「堀之内」バス停下車。

アクセスを詳しく見る
名称中氷川神社
読み方なかひかわじんじゃ
通称長宮さま
電話番号04-2948-2467(八幡神社)
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。

詳細情報

ご祭神素盞嗚尊、奇稲田姫命、大己貴命、少彦名命
ご由緒

当社は崇神天皇の御時、神託によって勧請された社であり、素盞嗚尊と奇稲田姫命の二柱を祀る。其後、景行天皇の御時、日本武尊が東征に際してこの地を通り掛かった時に霊異を感じ、天下泰平、国乱鎮護の為、大己貴命・少彦名命の二柱を併せ祀ったと伝えられる。『延喜式』神名帳に記載される「武蔵国四十四座の一つ中氷川神社」と伝える古社である。『神祇志料』や『旧神祠記』などの古書には、中氷川神社の鎮座地は三ヶ島とされており、文化十年に地頭の沢次郎右衛門が神職の宮野出雲に宛てた文書の中にも「中氷川神社長官明神の儀は東照宮様より御朱印被下置、殊に延喜式内の社格、且神主先祖大坂御陣供奉仕候」と記されている。

狭山丘陵の北麓に位置する三ヶ島は、古くから畑作を中心とした農業地域として発展してきた。三ヶ島の地名は、開村当時は家数がまだ少なく、村内に三ヶ所の小さい集落があるだけであったため、遠方から見ると、あたかも原野の中に三つの小島が浮かんでいるようであったことに由来すると伝えられている。境内が、北東から南西にかけて、非常に細長い形をしているところから、かつて当社は長宮とも称されていた。当社の所蔵する数々の裁許状や、社領安堵状などを見ると「長宮明神」もしくは「長宮中氷川神社」などと記されたものが多い。永禄九年の北条氏照制札には「中宮」とも記されている。当社については、足立郡大宮(現さいたま市)にある武蔵一の宮の氷川神社と、西多摩郡氷川村(現東京都西多摩郡奥多摩町)にある奥氷川神社とともに、『武蔵三氷川』といわれている。この三社は、ほぼ一直線に並んでおり、本宮、中宮、奥宮の関係になっている。また本殿天井には、極彩色な「龍」が描かれており、水や龍神と深いつながりの「大宮氷川神社」との関係も興味深い。

社家として代々当社の祭祀を司っているのは、三ケ島家と中家である。三ケ島家は、維新前は宮野姓であり、『風土記稿』にも「神職宮野出雲」としてその名が見える。中家は古尾谷城主中築後守資信を遠祖とする。文治二年源廉氏より六代氏重まで神職であったが、応長元年七代良円より本山派修験玉蔵坊(後に竜蔵院と改める)となる。復飾して姓を中と名乗り再び神職となり、現在に至る。

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