塚越稲荷神社のお参りの記録(1回目)
埼玉県蕨駅

一の鳥居

参道、二の鳥居

本殿前、三の鳥居

本殿

蕨市指定文化財（平成十九年三月指定）
塚越稲荷社本殿(つかごしいなりしゃほんでん)
この覆屋に納められている建物は、塚越村大荒田の鎮守であった稲荷社の本殿です。
間社流造で、身舎（野屋）の艦O・九m、奥行•・七七m、向拝（庇）•・七五m、屋根はこけら葺きとなっております。
墓段・虹梁・肘木などの形から本殿の建造は、十八世紀後半と考えられます。
この本殿は、向拝柱に禅宗様が取り入れられるなど細部の装飾にも特徴があり、覆屋に納められているため保存状態も良く、本市及びその周辺の神社本殿建築の流れを知るうえで知くことのできない貴重な建物です。
平成二十三年三月
蕨市教育委員会