ごかどう
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語歌堂のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年08月19日(金)
参拝:2021年10月吉日
【秩父三十四所観音霊場巡り(5/34)】(過去の参拝記録)
語歌堂(ごかどう)は、埼玉県秩父郡横瀬町にある臨済宗南禅寺派の寺院。山号は小川山。本尊は准胝観世音菩薩。秩父三十四所観音霊場第5番。別当寺は長興寺。
語歌堂は、長興寺の大旦那であった本間孫八による建立。孫八は和歌をたしなむ風流人で、ある日堂宇に籠って歌想を練っていたところ、一人の僧が現れ夜を徹して和歌の奥義について論じ合ったところ、翌朝は僧がいなくなっていた。実はこの旅僧は救世観世音菩薩(聖徳太子)の化身であると悟った孫八は、この観音堂を語歌堂と名付けたと伝えられている。なお、本尊の准胝観世音菩薩は慈覚大師作と伝えられている。
当寺は、秩父鉄道・秩父駅の東方2.0km、道のり2.8kmの平地、住宅街の中にある。敷地には、仁王門と語歌堂だけが建っていて、草木は少なく、住宅街の中にあることもあって寺院の境内のような感じはしない。兼帯している納経所の長興寺が東方200mのところにあるので、飛地境内のような形。
今回は、秩父三十四所観音霊場札所ということで参拝することに。参拝時は休日の午後、自分以外には参拝者は見掛けなかった。
境内東端入口の<仁王門>。
<仁王門>をくぐる。上部扁額には「阿吽(あうん)」の文字。
右側の<吽形仁王像>。スリムな細マッチョ体形。ビビッドな色使い。
左側の<阿形仁王像>。仁王様の恐ろしい形相というよりは、なにか親しみやすい表情。こういう顔つきの知り合いがいるような気がする。(^_^;)
参道右側の<手水鉢>。蓋がされていて使ってないみたい。
いよいよ<語歌堂>全景。
<語歌堂>正面。扁額は何て書いてあるのかな?上部の彫刻は白く塗られている。
<語歌堂>正面内側上部。五番札所のお詠み歌の扁額。目立つ無数の千社札。
<語歌堂>全景。四間四方の方形造、藁葺風銅板葺。
最後に<仁王門>と<語歌堂>のツーショット。意外と絵になる。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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