しんぷくじ|曹洞宗|大棚山
真福寺のお参りの記録一覧
1番から登ってきました。
辛すぎて、もう辞めようかと思いましたが、
登った後の達成感と、降りていくときに見つけた滝に癒されました。
歩いて良かった!
納経所のある光明寺に向かって降りていく途中の自然が素敵すぎた。
令和4年4月 / 秩父1泊2日旅・1日目。
【札所一番 / 四萬部寺】から高篠山へ約2.1キロメートル【札所二番 / 真福寺】です。
参拝に訪れる際はざっとですが、社寺の謂れをチェックします。
こちらのお寺は無住のお寺で一見何も無いイメージでしたが、かなり紆余曲折な出来事が起きていました。
水害で秩父三十三ヶ所から外されたけれど、信者からの要望で復活。
当初は三十三だった秩父観音霊場が三十四の札所となり、西国・坂東・秩父合わせて百観音霊場となったり。
江戸時代の初めに今の場所へ移転してきたのち、
火事で、大伽藍を焼失した為、観音堂が建つだけの無住のお寺になったり。
鬼婆を救済したという観音霊験が伝えられていたり。
(真福寺の開基、大棚禅師が「鬼丸」という洞窟に住んでいる時、安置される聖観音菩薩像をたびたび老婆がやって来ては礼拝しました。
禅師が老婆にそのワケを尋ねると、「自分は悪行を働いてきた鬼婆(おにばば)ですが、観音様と結縁して、鬼畜の身を脱したい」と答えました。
そこで禅師は鬼婆に戎を授け、鬼婆は竹杖を寄進して何処ともなく消えたのだとか。
その竹杖は今も光明寺に寺宝として残されているそうです。)
こちらの御朱印は↑の光明寺で頂けます。
4月半ばに27℃を超える夏日の中、頑張って登って来ましたが、マイナスイオンを浴びつつ、
さくっと山を降ります。
次は【光明寺】へ向かいます。
《 MEMO 》
【札所一番 / 四萬部寺】10:23 → 徒歩(ナビで) →
10:56【札所二番 / 真福寺】11:05 →
(無人のお寺。御朱印は【光明寺】で。)
【秩父三十四所観音霊場巡り(2/34)】(過去の参拝記録)
真福寺(しんぷくじ)は、埼玉県秩父市山田にある曹洞宗の寺院。山号は大棚山。本尊は聖観世音菩薩。秩父三十四所観音霊場第2番。納経所は光明寺(秩父市山田)。
寺伝によると、開基の大棚禅師が老後鬼丸という岩屋に籠っている時、一人の老婆が帰依して過去を懺悔し竹杖を置いて立ち去ったため、これを憐れみ供養のために堂宇を建立したのが始まり。その後、鉄厳全鈯が現在地に堂宇を移したとされている。江戸時代後期までに相当な規模の伽藍を構えていたが、1860年の火災により焼失、幸い室町時代作の本尊と脇侍は救出された。現在の堂宇は明治時代1903年ごろの建立。
当寺は、秩父鉄道・大野原駅の東方3.3km、道のり4.5kmの、高篠山(標高665m)の中腹にある。1番札所からは道のり2.1km。途中の道のりは、舗装はされているが山道で、歩きで登るにはけっこういい運動になりそう。当時の周りには何もなく、寺院と言っても現在は無人で、草むらの参道を分け入って入るのは、サバイバル参拝に慣れていない人だとびっくりしそう。(笑)納経所は山道を2.3km下った光明寺。
今回は、秩父三十四所観音霊場札所ということで参拝することに。参拝時は休日の午後、自分と入れ替わりに参拝者を数人見掛けた。
※室町時代の長享年間(1487年~1489年)に当寺は水害を受け、秩父三十三所から外されていたが、信者からの復活要望により間もなく三十四所となったとのこと。
細い公道沿いの目印の看板と駐車場。つい見逃しそうになる。この左手が参道。
写真左側から奥に向かって参道が伸びる。かなりワイルドな雰囲気。(^_^;)
境内入口の階段。
階段の上に建っている<寺務所>。無人みたい。本堂は左上方。
寺務所に向かって左手にある観音像。柔和な面もち。
寺務所左手の階段を登るとすぐに<本堂>。明治時代1903年の再建。境内の建物はこの1棟のみ。
<本堂>正面。華やかな彫刻や建具の細工に過去の栄華を感じる。
<本堂>内部。無人だが、よく使われている感じがする。
<本堂>を斜めから。
<本堂>の横に飾られている奉納額。江戸っぽい絵と由緒が書いてある。
横から見ると、向拝が長いのが分かる。
最後に<本堂>全景。やや寂れた感じが逆に良い雰囲気かも。(^▽^)/
秩父2番札所。 ご本尊は、聖観世音菩薩。
1番札所からはおよそ1時間余り、古道の山道を登っていきます。
無住のため、地元の方が管理しています。
「最近では、ここまで上がってくるのも少なくなった。」
というのが印象的でした。
納経は、ここから下ったところの光明寺でいただきます。
本堂へ向かう崖沿いに地蔵様が祀られています。
本堂です。
地元の方が管理しています。感謝の意を込めてお参りです。
また、ここからは秩父の山並みが見えます。
先週、初雪で山頂がうっすら白くなったそうです。
大棚山真福寺。曹洞宗の寺院で、御本尊は聖観世音菩薩です。秩父三十四ヶ所札所の第二番です。創建年代は不詳ですが、現在の観音堂は明治41年(1908年)に再建されています。駐車場がありますが、向かう途中の道幅が狭いので、細心の注意が必要です。
観音堂
錦絵
大棚救世観音
岩場にお地蔵さま
御由緒
世界人類が平和でありますように
駐車場
【巡礼の寺:秩父三十四観音、二番 真福寺】
一番の四萬部寺から徒歩で向かいました。しばらくは平たんな道が続きます。巡礼道に沿って、よく手入れされたきれいな花があちこちに咲いていたのが印象に残っています。
秩父霊場は札所の順路の標識が整備されているので、歩いての巡礼には助かります。江戸時代の石の道しるべもあちこちにあります。ただし、この真福寺は途中から傾斜がきつい山の中に入ります。秩父霊場は三十番の辺りから山の中の霊場を訪ね歩く難所続きになるのですが、二番の真福寺はそれに次ぐ“準難所”かもしれません。
無住なので、御朱印は山を下って麓にある光明寺でいただきました。
真福寺の御朱印をいただいた光明寺
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