みつみねじんじゃ
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三峯神社ではいただけません
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三峯神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年08月20日(金)
参拝:2020年8月吉日
三峯神社(みつみね~)、は埼玉県秩父市にある神社。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は、伊弉諾尊、伊弉冉尊の2柱。配祀神は、造化三神(天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神の総称)と天照大神。秩父神社、寶登山神社とともに秩父三社の1社。鳥居が珍しい形の<三ツ鳥居>であったり、守護神が<狼>で狛犬の代わりに狼の像が祀られているなどの特徴がある。
社伝によると、飛鳥時代の景行天皇の時代に、日本武尊が東征中、碓氷峠に向かう途中で現在地に登って伊弉諾尊、伊弉冉尊の国造りを偲んで創建した。景行天皇の東国巡行の際、社地を囲む白岩山・妙法ヶ岳・雲取山の三山をめでて「三峯の宮」の社号を授けたと伝える。のちに伊豆国に流刑となった飛鳥時代の呪術者・役小角(おづぬ)が三峯山で修行をし、平安時代初期、空海が十一面観音像を刻んで安置したと伝わる(この後、明治維新までは仏教色が色濃く、神前奉仕も僧侶によって行われた)。
中世以降は、日光系の修験道場となって、関東の武将の崇敬を受けた。鎌倉時代前夜の1182年に秩父を治めていた畠山重忠が周辺の山々を寄進して守護不入の地とした。ただし、室町時代になると1352年新田義興・義宗が足利氏討伐に失敗し、当山に身を潜め、社領を奪われ一時衰微した。1503年に修験者月観道満が社殿・堂宇を再建、1533年に山主龍榮が京都聖護院から「大権現」の称号を受け、天台修験の関東総本山・観音院高雲寺と称した。江戸時代の1720年には日光法院により「お犬様」の御眷属信仰が広まり、三峯山の名は全国に知れるところとなった。明治時代に入ると、神仏分離により寺院を廃し、僧侶は皆神主となって「三峯神社」と号し、県社に列格した。
当社は、秩父鉄道の終点・三峯口駅から国道140号線を経由するなどして、徒歩だと9km、クルマだと25kmの雲取山の山頂付近にある。古くからの観光地のようで、駐車場から上の境内はかなり広く、森林浴を兼ねた参拝、散策は、都会の疲れをいやしてくれる。煌びやかな社殿や境内社も立派で、何百年クラスの古巨木も林立しており、さすが修験者の聖域といったところ。(ただ、1939年に開業したロープウェイは2007年に廃止になったようで、観光客は相当減少したみたい。いい観光地だと思うけどなぁ…)
今回は、埼玉県の旧県社、別表神社、秩父三社の1社であるため参拝することに。参拝時は週末の午後で、境内には参拝者だけでなく観光客も大勢来ていた。
※結果的には、社務所閉鎖時間直前の参拝となってしまい、眷属であるオオカミを祀る「御仮屋神社」などは参拝せず。もう一度参拝してみたい。
社伝によると、飛鳥時代の景行天皇の時代に、日本武尊が東征中、碓氷峠に向かう途中で現在地に登って伊弉諾尊、伊弉冉尊の国造りを偲んで創建した。景行天皇の東国巡行の際、社地を囲む白岩山・妙法ヶ岳・雲取山の三山をめでて「三峯の宮」の社号を授けたと伝える。のちに伊豆国に流刑となった飛鳥時代の呪術者・役小角(おづぬ)が三峯山で修行をし、平安時代初期、空海が十一面観音像を刻んで安置したと伝わる(この後、明治維新までは仏教色が色濃く、神前奉仕も僧侶によって行われた)。
中世以降は、日光系の修験道場となって、関東の武将の崇敬を受けた。鎌倉時代前夜の1182年に秩父を治めていた畠山重忠が周辺の山々を寄進して守護不入の地とした。ただし、室町時代になると1352年新田義興・義宗が足利氏討伐に失敗し、当山に身を潜め、社領を奪われ一時衰微した。1503年に修験者月観道満が社殿・堂宇を再建、1533年に山主龍榮が京都聖護院から「大権現」の称号を受け、天台修験の関東総本山・観音院高雲寺と称した。江戸時代の1720年には日光法院により「お犬様」の御眷属信仰が広まり、三峯山の名は全国に知れるところとなった。明治時代に入ると、神仏分離により寺院を廃し、僧侶は皆神主となって「三峯神社」と号し、県社に列格した。
当社は、秩父鉄道の終点・三峯口駅から国道140号線を経由するなどして、徒歩だと9km、クルマだと25kmの雲取山の山頂付近にある。古くからの観光地のようで、駐車場から上の境内はかなり広く、森林浴を兼ねた参拝、散策は、都会の疲れをいやしてくれる。煌びやかな社殿や境内社も立派で、何百年クラスの古巨木も林立しており、さすが修験者の聖域といったところ。(ただ、1939年に開業したロープウェイは2007年に廃止になったようで、観光客は相当減少したみたい。いい観光地だと思うけどなぁ…)
今回は、埼玉県の旧県社、別表神社、秩父三社の1社であるため参拝することに。参拝時は週末の午後で、境内には参拝者だけでなく観光客も大勢来ていた。
※結果的には、社務所閉鎖時間直前の参拝となってしまい、眷属であるオオカミを祀る「御仮屋神社」などは参拝せず。もう一度参拝してみたい。
三峯神社の北西2.5kmにある<表参道鳥居>。ここから当社までは標高差で600mあるため、健脚でも2時間、普通の人で2時間半かかるらしい。
三峯神社の名物の一つ<三ツ鳥居>。鳥居の両サイドに鳥居がくっついた、個性的な形。
ここまでの順路は、大型有料駐車場から階段を登り、三峰ビジターセンター前、土産物買いを通過すると辿り着く。
ここまでの順路は、大型有料駐車場から階段を登り、三峰ビジターセンター前、土産物買いを通過すると辿り着く。
鳥居をくぐって進むと、緩やかな上り坂になる。参道脇には、参拝記念の大型奉納石碑がたくさん並んでいる。昔から<三峯山>は特別だったことが伺われる。
しばらく進むと<日本武尊銅像入口>と書かれた石碑が立つ広場に出るが、社殿に向かうには、ここを左折し階段を下る。
正面に現れる<随身門>。江戸中期、神仏混淆の時代に仁王門として建立されたもの。明治の神仏分離令で仁王像を撤去。
隋神門をくぐると、参道は右方向に曲がり、徐々に下がって行く。
しばらく進むと、両側に<狼像>が立っている、左右二つに分かれる場所に出るので、左側を進む。
またしばらく進むと、右手に社殿までの階段が現れる。見上げると荘厳な印象。
(社殿までのこの階段を演出するために、参道は隋身門からずっと下がってきた感じ。)
(社殿までのこの階段を演出するために、参道は隋身門からずっと下がってきた感じ。)
巨大な扁額のかかった大きな青銅鳥居。江戸末期の1845年建立。
鳥居をくぐると、左手すぐに<手水舎>。1853年建立。彫刻と彩色が、今まで見たどんな神社よりも絢爛豪華。
鳥居をくぐると、右手すぐに<八棟燈籠>。1857年建立。大型の木製燈籠で希少らしい。
鳥居をくぐって、右方向に見える<神楽殿>。かなり大きい。
鳥居をくぐった場所から正面を望む。手前両側に半端ない太さの御神木の杉が仁王像のように構えているように見える。
この大杉は800年以上前、畠山重忠の奉納と言われている。
写真構図としては、当社紹介によく出て来るベストアングル。多くの人がここで記念写真を撮っていた。
この大杉は800年以上前、畠山重忠の奉納と言われている。
写真構図としては、当社紹介によく出て来るベストアングル。多くの人がここで記念写真を撮っていた。
<拝殿>全景。江戸時代後期1800年建立。総漆塗りで煌びやかな彩色は彫刻が施されている。
<拝殿>正面。<三峯神社>と書かれた扁額。
ん?何かが変?_____扉が閉まっている?
ん?何かが変?_____扉が閉まっている?
時計を見ると15:59、社務所終了の時間ぎりぎり。急いで社殿右側の授与所で御朱印を拝受する。
もう一度ゆっくり参拝。巫女さんほか神職の方々は片付けをほぼ完了。
拝殿の手前左側の地面には、水を掛けると<赤い目の龍神>の姿が現れる。
拝殿背後の<本殿>。江戸時代前期1661年建立。全体に漆が塗られ、一部極彩色が施されている。
<社殿>全景。全体としてスキのない美しい構成。
社殿のすぐ右側にある<祖霊社>。ここから右方向に進むと、摂末社群が始まる。
祖霊社の右隣にある、ひと回り大きい<國常立神社>。
國常立神社の右隣にある、ひと回り小さい<日本武神社>。
日本武神社の右隣にある、神明造の小さな社<伊勢神宮>。
ここから16社の小さな社群がスタート。左から順に<月讀神社>、<猿田彦神社>、<塞神社>、<鎮火神社>、<厳島神社>、<杵築神社>、<琴平神社>、<屋船神社>、<稲荷神社>、<浅間神社>、<菅原神社>、<諏訪神社>、<金鑽神社>、<安房神社>、<御井神社>、<祓戸神社>。
つづいて、やや大きめの<東照宮>
ふたたび小さな社群。左から順に<春日神社>、<八幡神社>、<秩父神社>。
最後に一回り大きな<大山祇神社>。
さらに進むと<日本武尊銅像入口>の石碑近くまで戻り、小山を見上げると<日本武尊>の像。
日本武尊の像までの小道の途中にある、極真空手の祖<大山倍達先生>の記念碑。
若いころ当社で山籠もりして修行をしていたとのこと。
そういえば、到着時、参道には大勢の柔道着を着た人々が集まっていたので、何だろうと思っていたのだが、理由が分かって納得。
若いころ当社で山籠もりして修行をしていたとのこと。
そういえば、到着時、参道には大勢の柔道着を着た人々が集まっていたので、何だろうと思っていたのだが、理由が分かって納得。
少し参道を三ツ鳥居方向に戻ると、左手に階段がある。
階段を登ると鳥居があり、ここが<奥宮遥拝殿>。
奥宮遥拝殿からの景色。はるか遠くまで見渡せ、気持ちが良い!
(でも、どこが奥宮(妙法ヶ岳)だったのかな?)
(でも、どこが奥宮(妙法ヶ岳)だったのかな?)
すてき
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惣一郎1269投稿
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