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専念寺の日常(31回目)大阪府喜連瓜破駅

不安は行動するためのガソリン

投稿日:2022年09月04日(日)
ある調査によると、「最近、不安を感じている人」は、7割以上に及ぶそうです。

精神科医・樺沢紫苑氏著書『ストレスフリー超大全』より。

『不安を脳科学的にザックリと言えば、ノルアドレナリンの分泌です。人間が緊張、不安、恐怖の感情を持つとき、脳内物質のノルアドレナリンが分泌されます。

 ノルアドレナリンは、「闘争か、逃走か」の物質と言われます。

原始人がサーベルタイガーと出合った場面を想像してください。

 すでに相手はコチラに気づき、攻撃態勢に入ろうとしています。すべきことは、「闘う」か「逃げる」か、どちらかしかありません。ぼーっと突っ立っていると、殺されるだけです。

 闘争か、逃走か。ノルアドレナリンが分泌されると脳が研ぎ澄まされ、集中力が高まり、どうすればいいのか一瞬で判断できるようになります。

 そして、ノルアドレナリンとともにアドレナリンも分泌され、心拍数が上がり、全身に血液が行き渡り、いてもたってもいられない状態になります。全力で走って逃げるか、果敢に闘って打ち負かすか。ノルアドレナリンが引き起こす「不安」や「恐怖」が、ピンチを脱するエネルギーとなるのです。

 つまり、ピンチのときに「さっさと行動しろ!」とあなたを猛烈にせかす物質が、ノルアドレナリンです。

不安を減らすには「行動」しかない
 不安になるのは、必ず「ピンチの状態」「困った状態」のときです。そこから「早く行動して脱出しなさい!」というのが、不安の生物学的な意味合いです。ですから何もしないで、放置すればするほど、不安は強まります。

 布団に入って、「どうしよう、どうしよう」と悩み続けるほど、不安は強まるのです。多くの人の間違いは、悩みを抱え、不安な状態になったときに、「どうしよう、どうしよう」と思考停止のループに入ることです。行動を起こさない限り、いくら悩んでも絶対に問題が解決されることはありません。

 ですから、不安を消すことは簡単です。「行動する」ことです。』

著書に書かれていました。

僧侶も修行するときは徹底として朝から夜まで作法が決まっていて余計なこと考えずに淡々と修行をしていきます。

そこには不安よりも次々やる事を考えながら布団に入ったらすぐに寝息です。😉

まあ、とりあえず不安になったら散歩でもしてみてはいかがでしょうか😆
専念寺(大阪府)
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すてき

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