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楽しみ方阿部野神社のお参りの記録一覧(10ページ目)

北畠顕家公を祀る神社さんです。
南北朝時代の後醍醐天皇側を祀る神社さんはおそらく多くがそうなのですが、足利勢を「賊」と決めつけた表現をされている神社さんが奈良吉野の神社さんもはじめ多くあります。
これは「南朝が正統」という指針からくるので、とやかく言うつもりはありませんが、北畠顕家公や楠木正成公のような有能な忠臣を活かすことなく命を散らすようなリーダーを持つ組織には結局、人はついていかないでしょう。
肩書や経歴もしくは血統や伝統を振りかざすだけでは相手を屈服させることはできないことだけでなく、実力のない人間を付けあがらせ、有能で見識のある人を見殺しにする組織の愚かさを学ぶことができる神社さんです。
北畠顕家公は20代前半で劣勢を覚悟で決戦に及び、この地で命を落とされています。未来のリーダー顕家公に負け戦をさせていては、建武の新政が崩壊するのも当たり前だと改めて学んだ瞬間です。
私自身は絶対に既得権や資格に縋りついた人間が闊歩する組織に頼って人生は送らないと覚悟を強くした瞬間でもあります。





















チンチン電車こと、阪堺電車に乗って静かな住宅街に鎮座する明治にできた比較的新しい神社に来ました。
ここへは神仏霊場の御朱印を頂きにきました。
南朝に関係する神社で、周辺の地名「北畠」はこのご祭神になられている北畠親子から由来しています。
広いアプローチから本殿はどこかスカーッとした感じを受けます。本殿はガラス戸という珍しい作りです。この本殿の裏には御魂振之宮(奥宮)があり、第二次世界大戦後(大東亜戦争)復興成就の祈願がなされました。
ここ、不思議なんです。カメラを向けるとなんと、顔認証が出るんですよ(苦笑)
ここで注目するのは旗上稲荷社です。
社伝では「我国最古の文献の一つとされている山城国風土記の逸文には、稲荷を「伊奈利」と誌しています。イナリとはイネナリ、イネニナルのつづまったもので我々日本人の生活の根源である稲によって天地の霊徳を象徴した古語とされています。当社では豊受稲荷大明神、高倉大明神、白鷹大明神の御霊験ある三柱の神様を旗上稲荷大神と総称してお祀りしております。尚、旗上げとは命をかけて精進・努力する証を表しています」とありました。そして社務所で頂く旗上稲荷のかわいい事(笑)
これを買ってここへ奉納されているのかな?稲荷の横に並んでいました。
でも、買い求めて持ち帰る方が多いようです。
西参道「天神ノ森」駅から来るとこの鳥居をくぐる事になります。
西参道
神馬像(狛馬)
神馬像(狛馬)
南側入口の鳥居
本殿
祖霊社と本殿
メタセコイアの木々
旗上稲荷社
土宮 阿部野神社の土地を守護されている神様をお祀りしたお社です。大土地主之神(おおとこぬしのかみ)または白姫大明神とも言われている神様
旗上芸能稲荷社
北畠顯家公像
大阪府のおすすめ2選❄️
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