大福寺（浪華仮病院跡）のお参りの記録一覧

大阪府 谷町六丁目駅

大阪新四十八願でお参り。山門右手の通用門から境内へ。浪華仮病院（大坂假病院跡）とあり石碑には院長の緒方惟準（緒方洪庵二男）と主席教授のオランダ人ボードウィンの肖像レリーフがありました。浪華仮病院は財政難で大福寺境内に仮病院として開業し、後に大阪大学医学部へと発展したとのこと。なかなか面白そうなお話ですが庫裏に行くとちょうどご住職が出かけられるところに遭遇😲四十八願でのお参りを伝えると書置きの御朱印をお持ちいただきました。お参りはまたの機会に・・・

記録

この辺りはお寺がたくさんです。
お参りした後、寺務所をお尋ねしたら、ご住職ご不在でしたが、書置きをいただきました。

阪大医学部前身・浪華仮病院があった地「大福寺」

上町筋沿いにあるお寺ばっかりある一角。隣は念仏寺、道を挟んで大念寺、裏は天念寺。
駐車場知らない。

閉じられた山門。横から入れる。山門横に「浪華仮病院」の石標。
山門入って参道に「大阪の仮病院跡」と描かれた石碑、緒方惟準とボードウィンの肖像が載ってる。南向きに本堂。本堂前はお墓がたくさん。
本堂から結構古い感じがする。

緒方惟準は、緒方洪庵の次男で大坂の医師。
明治政府から命じられ、後藤象二郎や小松帯刀発案で、オランダ医師のボードウィンさんと一緒に大福寺の建物を利用して診療を開始。その後移転したが、後の大阪大学の医学部になっている。
小松帯刀は大阪仮病院でボードウィンさんに治療を受けている。

天性寺から少し北へ。
大阪阿弥陀霊場第２3番札所。
大阪大学医学部病院の前身がここに建てられた関係で「医師の寺」としての檀家さんが多い。
日中に訪れてみましたが留守の様でした。

大阪新四十八願所22番
慶長年間の創建とされる。現在の銀山寺がかつて大福寺を称したが、太閤秀吉の命により改称・移転したあと、現在地にあった寺院を大福寺と称するようになったと伝える。大阪大空襲で山門を除く堂宇を焼失。明治2年、境内地に大阪大学医学部の前身、大阪浪華仮病院が創建された縁により薬事関係の檀家が多く「医薬の寺」の歴史を持つ。

上本町四丁目にある大福寺。明治元年に浪速仮病院がここに作られる。かの大村益次郎や小松帯刀が亡くなったのも、ここらしい。