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惣一郎
2021年07月10日(土)
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大津神社は、大阪府東大阪市にある神社。式内社で、旧社格は村社。祭神は大土神(おおすなのかみ)で、別名、土之御祖神(すなのみおやのかみ)。

境内の由緒書きによると、創建は不詳。その後の歴史についても特に記載なし。ただ社名から、古代当地は湖沼時代に沿岸地域での港津として重要な交通の要衝であったと推察され、河内の土豪・水走(みずはい)氏が開拓・発展したと考えられるとのこと(当社所在地の地名は東大阪市水走)。
平安時代927年の『延喜式神名帳』には「河内国 河内郡 大津神社 小」と記載されていて、その比定社となっている。

当社は、近鉄けいはんな線・吉田駅の東方300mの住宅街の中にある。境内には南側に鳥居、北側に社殿、その間を参道が繋いでいて、オーソドックスな<ザ・村の鎮守>。すべり台などの遊具もあって、児童公園になっている。鳥居の南側にも社殿の北側にも大きなマンションが建っていて、廻った感じはちょっと窮屈な感じ。ただ、大きな<太鼓台格納庫>が境内にも境外にもあるため、お祭りは盛大であることが想像される。

今回は、河内国の式内社ということで参拝することに。参拝時は平日の昼ごろ、参拝者は自分以外には誰もいなかった。

大津神社(大阪府)

境内南側から境内全景。住宅地の真ん中にある。

大津神社の鳥居

<鳥居>と<社号標>。

大津神社の建物その他

参道を進む。ぽつん、ぽつんと巨木があって良い雰囲気。

大津神社の手水

参道右側にある<手水鉢>と<百度石>。

大津神社の建物その他

参道右側にある<古水走太鼓台格納庫>。

大津神社の本殿

<拝殿>全景。平入の入母屋造。大きさは<ザ・村の鎮守>サイズ。
社殿の後ろには大きなマンションが建っていて、拝殿がより小さく見える。

大津神社の本殿

<拝殿>正面。扁額は拝殿の内部に懸かっている。

大津神社の末社

社殿の左側にある、唯一の<境内社>。社名の記載はない。

大津神社の建物その他

境内の西側、敷地外にも<古水走太鼓台格納庫>。

大津神社の周辺

社殿の右側は、児童公園になっている。

大津神社の本殿

<社殿>全景。本殿は覆屋になっていて、見ることはできない。

大津神社の自然

<社殿>右側の、おそらく境内で一番大きな樹木。力強い。

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大津神社の基本情報

住所大阪府東大阪市水走2-15-45
行き方
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名称大津神社

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