相撲神社

奈良県 巻向駅

進路を東に変えて山道を登っていきました🚲～
舗装路なので少し気合いを入れれば電動🚲でも
登れるくらいです｡
坂の上からの景観は大和盆地を見渡せるので
素晴らしかったのです｡
そうこうしている内に相撲神社様が見えてきました｡

御祭神は
野見宿禰(ノミノスクネ)
をお祀りされています｡

垂仁天皇の御世に当麻蹶速というメチャ怪力の男が
いました｡
彼は｢ワシと命懸けの勝負出来る奴はおらんのか？｣
と常日頃から言って回っていました｡
角を素手で折るほどで なかなかチャレンジャーは
現れませんでした｡(何の動物の角かは不明)
この話が垂仁天皇の耳に入り互角に戦える者を
探させてたところ出雲(桜井市？島根？)に野見宿禰という者がいると知らされます｡
その二人を招いて勝負させたのが相撲神社様が
鎮座されている場所です｡
ちなみに勝負は野見宿禰が当麻蹶速を蹴り殺したとか
腰の骨を折ったとか肋骨をバキバキにしたとか
伝わっています｡

意外と小さな神社です。日本書紀によると、垂仁天皇の時代に、国内で初めて当麻蹴速と野見宿禰による天覧相撲が行われたとされています。昭和37年には、顕彰大祭が行われ大鵬と柏戸の両横綱による土俵入りが奉納されたとのことです。

相撲とつく名の通り野見宿禰が祀られている神社さんです。