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あすかでら

飛鳥寺のお参りの記録(1回目)
奈良県岡寺駅

投稿日:2024年01月13日(土)
参拝:2024年1月吉日
【鳥形山(とりがたやま)飛鳥寺(あすかでら)】
本尊:釈迦如来(飛鳥大佛)
宗派:真言宗豊山派
開基:蘇我馬子(そがのうまこ)
 
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第8番~ 

 排仏派の物部氏(もののべし)との戦いに勝利した蘇我馬子が、日本で初めて創建した本格的寺院。当初は、現在の二十倍もの寺域で、法興寺(ほうこうじ)と呼ばれ、伽藍配置は「飛鳥寺式」の様式、一つの塔を、東西の金堂と中金堂の三つの金堂が囲む「一塔三金堂」だったという。
 その後、平城遷都に伴い法興寺は新京に移転、元興寺と名を変えた。元の寺も本元興寺と称して存続したがさびれていく。伽藍は何度かの火災や落雷によって失われた。江戸時代後期にようやく小さな堂宇が再建され、いまはそのなかに日本最古の仏像が残っている。

~『百寺巡礼 第一巻 奈良』五木寛之(講談社、2003)~
飛鳥寺(奈良県)
【山門】
飛鳥寺(奈良県)
【境内】
飛鳥寺(奈良県)
【本堂】
飛鳥寺(奈良県)
【本堂内陣】
飛鳥寺(奈良県)
【飛鳥大佛】
 重要文化財。609(推古17)年、当代一流の仏師であった、鞍作鳥(くらつくりのとり)によって造られた日本最古の仏像。
 ~鞍作鳥がつくったとされている部分は、いまは顔の一部、左耳、右手の指の一部にすぎない。それ以外は、後世の人々の手で補われ、飛鳥時代の形が再現されている。よく見ると、たしかにお顔は傷だらけで満身創痍なのがわかる。痛々しくさえ見える。それでも、こうして千四百年ものあいだ飛鳥大仏はここに存在しつづけた。最初の金堂こそ焼失したものの、ずっと同じ位置に座っていらっしゃるという。まさに、飛鳥のシンボルというべきだろう。~
飛鳥寺(奈良県)
【飛鳥大佛】
 ~神秘的であり、威厳に満ちた格調高い表情。これまで私が出会った多くの御仏たちは、どちらかというとふっくらとしたお顔をされていた。そういうタイプの仏像を見ると、仏教の本家であるインド的な美男子なのだろう、という印象を強く受ける。
 それに対して、飛鳥大仏のお顔は面長で、ほっそりしている。鼻が高く、首も長い。文献などには〈アルカイック・スマイル〉と表現されている。アルカイック・スマイルとは、紀元前五世紀ごろまでのギリシャ彫刻に特有な、素朴で古風な微笑のことだ。そうした古代ギリシャ的なほほえみが、いまの私の目には、逆に近代的なものに見える。~
飛鳥寺(奈良県)
【阿弥陀如来坐像】
飛鳥寺(奈良県)
【聖徳太子孝養像】
 太子十六歳のとき、父の用明天皇の御病気回復を祈願されている姿。
飛鳥寺(奈良県)
【中庭】
飛鳥寺(奈良県)
【中庭】
 飛鳥寺形石燈籠 「日本の燈籠」に選ばれている極めて清楚な形で保存されている。
飛鳥寺の仏像
飛鳥寺(奈良県)
【深沙大将像(じんじゃだいしょうぞう)】
飛鳥寺(奈良県)
【境内】
飛鳥寺(奈良県)
【石仏三体】
 大聖不動明王、観世音菩薩、弘法大師の三体。
 良縁成就、商売繁盛、学業成就など、水をかけてお祈りすると願いが叶うといわれている。
飛鳥寺(奈良県)
【思惟殿】
飛鳥寺(奈良県)
【思惟殿内陣】
 聖観世音菩薩が安置されている。
飛鳥寺(奈良県)
【鐘楼】
飛鳥寺(奈良県)
【西門】
飛鳥寺(奈良県)
【蘇我入鹿首塚】
飛鳥寺(奈良県)
【蘇我入鹿首塚】
 ~大化改新で入鹿は中臣鎌足に討たれた。そのとき、入鹿の首が飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)から飛鳥寺まで飛んできて、ここに埋められたという伝説がある。~
飛鳥寺の御朱印
【御朱印】

すてき

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