長弓寺のお参りの記録一覧

奈良県 学研北生駒駅

長弓寺　大和十三仏霊場

奈良県は、長弓寺へ参拝。訪問者は、少なくゆっくり参拝。
　

奈良時代、土地の豪族・小野真弓長弓（おののまゆみたけゆみ）とその養子の長麿（ながまろ）が、若年の聖武天皇に従ってこのあたりで狩猟をしていたところ、森から一羽の怪鳥が飛び立ったのを見て、親子でこれを追っていき、長麿が誤って父・長弓を射殺してしまいました。聖武天皇がこのことを深く哀しみ、行基に命じて御堂を建て十一面観音をおまつりになって長弓（たけゆみ）菩提を弔ったことが由来。
　ご本尊の御朱印は各塔頭でいただけますが、大和十三仏霊場の御朱印は、月によって担当塔頭があり、今月は薬師院さんでいただくことができました。
　この由来も、薬師院の住職から伺いました。この日薬師院さんで法要が行われていました。直書きで御朱印をいただき、由来の他にも色々お話も伺うことができました。お忙しい中丁寧に対応していただき、ありがとうございました。

生駒の参拝、次は少し北に登って長弓寺。

聖武天皇が728年頃に建立されたと言い伝えられています。立派な本堂は1279年のものですが国宝です。賑やかだった生駒聖天と打って変わって参拝者も少なく静かでした。

御朱印は長弓寺ではなく参道途中にある3つの塔頭寺院で持ち回りされていました。7月は円生寺ということで、そちらに伺いました。
円生寺は別途に。薬師院はご不在でしたのでまた今度。

この中に色々な薬師院、回生院、法華院があります。
最後墓地まで行きましたが、心が洗われるようでした。

奈良県・大阪府寺巡りの2寺目は、1寺目と同じ生駒市に在る真弓山 長弓寺です。
真言律宗で、本尊は十一面観音。
この本尊・十一面観音立像は重文です。
本尊・十一面観音立像は秘仏ですが、1/1～1/3の正月三ヶ日は本堂に入れて、厨子も開帳されて拝観する事が出来ます。以前は正月三ヶ日以外でも拝観予約すれば開帳して頂けた様ですが、私が昨年？TELしてお聞きした時は、本堂内には入れるが厨子の開帳は無しという事でした。状況により変わると思われますので、正月には行けないという方は確認されるのが宜しいかと思います。それと、つい最近まで知りませんでしたが、食事付きの拝観ツアーが企画されており(それなりの費用が必要)、そのツアーに参加すれば開帳して頂けて拝観出来る様です。

伝えによれば、聖武天皇の勅願により行基が730年に創建。桓武天皇の時代に藤原良継が中興し、伽藍を建立したとの事です。以上は伝承の域を越えませんが、棟木墨書により現本堂は1279年に建立されたのは明らかであり、西大寺を再興した叡尊が再興した。その後、応仁の乱に巻き込まれ、織田信長に寺領を没収されたりしたが、再興し現在に至ります。また、多数の塔頭があったとの事ですが、現在は薬師院、円生院、法華院の3つで（宝光院は無住）、無住の長弓寺を維持・管理されています。

枚方大和郡山線から参道に入り、鳥居をくぐり、山門の横を抜けて直ぐ右側に15台位停めれる駐車場があります。(寺院を通り越した先にも広めの駐車場あり）いつも通りに山門まで戻って参拝です。山門をくぐって少し進むと左側に(駐車場の前)宝光院地蔵堂です。殆どの方が通り過ぎますが、堂内には地蔵菩薩、阿弥陀如来、不動明王、弘法大師が祀られており、中尊の地蔵菩薩立像は慶派仏師の康俊・康成の作で県指定文化財です。但し、網戸越しの拝観となるため結構見辛いです。参道を先へ進むと小さな池(蓮池)の縁に沿って左へ直角に曲がります。（池の手前を左へ進むと法華院ですが、後から廻ります。）曲がると参道右側に薬師院、参道左側に円生院ですがこちらも後から。先へ行くと最後の石段手前右側に鎮守社として建てられた伊弉諾神社ですがこちらも後から。石段を上がると立派な国宝の本堂です。「お正月三ヶ日に限り特別ご開帳しています ご自由に本堂に入っていただき・・・」と案内があるのですが、本堂の正面の扉は閉まっています。別の扉からなのかな？と思い、本堂の周りを一廻りましたが何処も開いていない。参ったなあ。因みに本堂の周りには鐘楼、宝蔵、大師堂があります。手は合わせたので参拝したには違いため、長弓寺の御朱印を頂くついでに開帳時刻を伺おうと薬師院へ行きました。（それぞれの塔頭寺院では個別の御朱印がありますが、長弓寺の御朱印は薬師院が担当されている模様。）御朱印を頂いている時に「開帳は10時からですから折角なので本堂に入ってお参りして行って下さい。」と。09:30だったので、あと30分。
塔頭寺院を廻り、10時に本堂前に戻るとご住職が本堂正面扉を開けられました。早速堂内に、1番乗り。内陣と外陣を格子戸で明確に区切る密教系の造り、内陣には入れませんので外陣から格子戸越しでの拝観となります。堂内は結構暗く、須弥壇までやや距離がありますので、目が慣れてから目を凝らさないと観辛いです。須弥壇の真ん中に厨子(重文)に本尊・十一面観音立像(重文)、厨子の右側に釈迦如来坐像(市指定文化財)、厨子の左側に阿弥陀如来坐像(市指定文化財)、その外側に左右2躯ずつの四天王像(市指定文化財)です。本尊・十一面観音立像は高さ約116cm、平安時代後期の作。目が吊り上がり、きりっとして若々しい感じでした。本堂左側に脇間があり、一番奥に形見観音、聖武天皇像、行基像が祀られていますが、ほぼ真っ暗で仏像が有るなあ程度でした。
塔頭寺院が4院あるため境内はかなり広いだろうと思って行きましたが、それ程境内は広くなく、塔頭寺院が密集している感じですので割と早く廻れました。

初詣　参拝しました　国宝の本堂は中に入って参拝できます　本像十一面観音立像も　間近で見ることができます

【奈良県 生駒市】
奈良県の西部の生駒市では、唯一の国宝建築ですが、その国宝の「本堂」は鎌倉時代の密教仏堂の代表作として知られ、弘安２年（1279年）の墨書があります。「新和様」ともいうべき建築様式で、組物の簡素な点を彫刻入りの「かえる股」でおぎない、内部は「虹梁、垂木」を露出させて構造の美を発揮しています。「宮大工」が選ぶ神社仏閣で常に上位に選ばれているそうです。

【過去分投稿・2022】
【大和十三佛霊場巡礼・一巡目】
2022年3月20日

１１日金曜日に西大寺へお詣りしたとき、大和十三仏御朱印巡りがあることを知りました。
それで一番近い長弓寺から大和十三仏御朱印をはじめることに。
雨天ということもあり人は少なかったです。

奈良県生駒市
長弓寺
三つの塔頭寺院と本堂があります。
アジサイが有名な寺です

２度目です。
１度目は１１月～紅葉🍁イッパイ
今回は紫陽花がキレイでした

三年弱の年月をかけてようやく本日、大和十三仏霊場巡り満願です。満願のご褒美に十二支干支守り本尊肌守りセットを頂戴致しました。幸い家族それぞれ肌守りが被ることなく、とても嬉しいプレゼントです！
　また、長弓寺はぼさつの寺めぐりのお寺でもあり、御朱印いただけました。
　国宝の本殿は見事です。

[ぼさつの寺めぐり][大和13仏９番札所]

河内西国33観音巡礼の後、お参りできるかな？とダッシュしました。
行ってみると、本堂は国宝って事で、改めてゆっくりお参りしたいです。
御朱印は月替わりで、塔頭でいただけるとのことでした。

桜に時期に参拝させていただきました。

三週間前に行きましたが、まだ御朱印帳持っていませんでした。今回は御朱印帳持って行って来ました☺️
紅葉も進んでました🍁🍁🍁

令和元年６月２３日（日）
大阪から奈良に出かけ、大安寺の笹酒まつりに行き、その後は生駒市の長弓寺へ。

奈良県生駒市の長弓寺

改めて始めた大和十三仏霊場御めぐりのお参りで伺いました。

本堂は国宝なのに、無住の寺。
立派なお寺なのにもったいない。

大和十三仏霊場満願めざして長弓寺をご参拝しました。
大和十三仏霊場の「第九番札所」で御本堂は鎌倉時代の密教仏堂で国宝です。
本堂は一番奥に有りますので各院へのご参拝の前に本堂へ行かれるのが良いかと思います。

大和十三仏にて過去参拝。
記録用にアップしています。

国宝の本堂は鎌倉時代の密教仏堂の代表作として知られています。

長弓寺は聖武天皇の勅願、行基が開基したとされます。天平2年に落慶法要がされたと縁起に書かれています。本堂は国宝に指定され、本尊の十一面観音像は重要文化財に指定されています。現在は塔頭寺院が管理しており本堂拝観は予約制です。
真言律宗
本尊：十一面観音