やくしじ|法相宗
薬師寺のお参りの記録一覧
月例"まほろば塾"に参加しました。
演題は、①「此岸と彼岸」。(加藤朝胤管主)
②「邂逅微妙の縁」(倍巌良明 法徳寺)
お話の後、伽藍に向かいました。伽藍拝観は3年振りです。
西国四十九薬師霊場 第1番札所
山号:なし
宗派:法相宗大本山
御本尊:薬師三尊像(金堂)
創建:680年(天武天皇9年)
開基:天武天皇
東塔(国宝・白鳳時代)
度重なる災害により諸堂は灰燼に帰しましたが、かろうじて東塔だけは、創建当時のまま。平成12年から初の全面解体修理が行われ、数年前お披露目されたものです。
東院堂(国宝・鎌倉時代)
聖観世音菩薩立像(国宝・白鳳時代)
なぜか、薬師寺さんにお参りに来ると、こちらの聖観音さんにまず手を合わせに行っていました。今思えば相当キツかったのだと思います。今は俯瞰して当時の自分を見ることができるようになりました。今はストレスフリーですので、観音さまにいい報告ができます。感謝しています。🙏
金堂
御本尊 薬師三尊像(国宝・白鳳時代)
(日光菩薩 左脇侍
月光菩薩 右脇侍)
大講堂
御本尊 弥勒菩薩
仏足石(国宝・奈良時代)
釈迦十大弟子 阿難さん、やはりどう
しても手を合わせる時間長めに
なります。🤭
近鉄電車西ノ京駅近くで撮りました。😌
西国四十九薬師霊場をお参りする前に書いていただいた御朱印です。この次の年、無事に満願しました。🙏
切り絵 散華
水煙
今回の全面解体修理で、創建当初からの水煙が新しくなりました。
切り絵 散華
東塔
切り絵 散華
仏足跡
近鉄電車🚃「西ノ京駅」下車。途端にワクワク感が止まりません。コロナ禍後薬師寺さんへは、
初めての参拝となります。
初めてお参りさせていただいたのは、2018年10月21日(日)。私の"お参り日誌"によると、"雲一つ無い秋晴れ"だったようです。この日は、翌年の"西国四十九薬師霊場"お参りのためのお軸やお経本を購入するのが目的。そして、一番札所である薬師寺さんの御朱印をいただくためでした。
購入したお経本を受け取る時、「経本は、両手で受け取るようにしてください。」と窘められたこと、今でも鮮明に覚えています。お経本がどれだけ尊いものなのかは、後に知るところとなりました。
"薬師寺まほろば塾"月に一度開催されます。この日は、薬師寺管主をされている加藤朝胤さんのお話と、"人形舞"をされているホリ・ヒロシ氏の"人形と一緒に踊る舞"(人形舞・・ホリ氏が名付けられたとのこと)の御披露の二本立てでした。😌
西国四十九薬師霊場 第1番札所
山号:なし
宗派:法相宗大本山
御本尊:薬師三尊像
発願:680年(天武9年)
開基:天武天皇
1998年(平成10年)12月世界遺産に登録されました。
近鉄電車🚃「西ノ京」駅下車。駐車場を抜けると看板が見えてきます。この日は、玄奘三蔵院伽藍の方向に向かいます。お話は、まほろば会館であるためです。
途中梅の木が迎えてくれます。雨のおかげでしょうか。花が咲き始めていました。
玄奘三蔵院伽藍
今日は、中には入りません。
まほろば会館内
ホリ・ヒロシ氏製作のお人形。文楽は3人で人形を動かしますが、人形舞は、お一人で動かします。特別に"写真を撮っても構いません。"と言っていただき、たくさんの方々が、シャッターを切っていました。人形の雅なお姿に思わず息をのみました。😯また、ホリ・ヒロシ氏の"人形舞"を生み出すことになったお話の内容とホリ氏ご自身の立ち姿の美しさ!海外でも披露されているそうですが、
称賛されているだろう様子が想像できました。"言葉"はいりません。"美しさ"を感じる感性は世界共通。どの国にも真似できない
"日本の美"がそこにありました。😯
玄奘三蔵院伽藍前 二本の柱(?)を支えている生き物。"亀𓆉"だとばかり思っていましたが、違いました。今日のお話に出てきたのですが、なんと竜の一番目の子ども。名前は(ひき、びし)※漢字に変換できません。といい、亀に似た生き物でどこに行くにも重い荷物を背負うのだそうです。そういえば、総持寺さんでも見かけました。竜の子どもだとは知りませんでした!🤭
竜の子どもは、13人いるそうです。3番目のこどもは、蒲牢(ほろう)。梵鐘の一番上にいます。吼えることを好むので、鐘の上に置いたのだそうです。🤭
こちらは、初めてお参りした時いただいた御朱印です。2018年(平成30年)10月21日
【薬師寺(やくしじ)】
本尊:薬師三尊
宗派:法相宗
開基:天武天皇
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第3番~
薬師寺は、7世紀の終わりに創建されている。672(天武元)年に壬申(じんしん)の乱が起こり、第38代 天智天皇(在位:668-672)の弟の大海人皇子(おおあまのみこ)と皇子(おおじ)の大友皇子(おおとものみこ)が皇位継承をめぐって争う。このとき勝利した大海人皇子が即位して、第40代 天武天皇(在位:673-686)となった。薬師寺は、その天武天皇が、皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈って680(天武9)年に発願した寺。しかし、天武天皇は薬師寺が完成する前に亡くなっている。一方、病気が治った皇后は、夫である天武天皇の跡を継いで第41代 持統天皇(在位:690-697)となり、薬師寺の建立にも力を尽くし、完成したのは698(文武2)年ごろといわれている。
最初に薬師寺が建立されたのは藤原京だった。やがて、都が平城京に移ると、それに伴って現在地に移転している。
~『百寺巡礼 第一巻 奈良』五木寛之(講談社、2003)~
世界遺産「古都奈良の文化財」、南都七大寺6番 で参拝。
【東院堂から見る東塔】
【世界遺産「古都奈良の文化財」】
【南門】
【中門】
~金堂の正面に立つと、左手に色鮮やかな西塔、右手に古びて貫禄のある東塔が見える。左右の塔のシンメトリカルな配置は時代の違いを感じさせる。新しさと古めかしさ。それが奇妙に調和していて、なんともいえず魅力的だ。この光景を見ると、薬師寺に来たという感じがする。二つの塔のコントラストと調和が、この寺のいちばんの見どころかもしれない。~
【東塔】
【手水舎】
【手水舎・西塔】
【西塔】
【金堂】
国宝の有名な3体の像(本尊の薬師如来と日光・月光菩薩像)が安置されています。
【東塔】
国宝。
【大講堂】
【東院堂】
国宝。東院堂には、飛鳥から天平時代の過渡期につくられた傑作として名高い聖観世音菩薩像(国宝)が安置されています。
~それにしても、なんとファッショナブルな像だろうか。髪を結って宝冠のようなもので留め、肩の上にも長い髪が少し垂れている。首には豪華なネックレスをして、左右の手首にはブレスレットが見える。ウエストラインから少し下がったところにはベルトをしているのだが、それが非常に装飾的で美しい。~
【東院堂にて】
【東院堂にて】
【鐘楼】
【食堂】
【食堂】
【金堂本尊台座模型】
【興樂門】
【玄奘三蔵院 大門】
【玄奘三蔵院 礼門】
玄奘三蔵(602-664)は、中国唐代に活躍した実在の僧侶。西遊記の三蔵法師で有名。
【玄奘三蔵院 礼門前石碑】
台座は、亀に似た贔屓(ひいき)という中国の伝説上の生き物。強く引っ張る力があることから、優遇することを「贔屓する」となったようです。
【玄奘塔】
【玄奘塔】
【玄奘三蔵院 礼門から見る東塔・西塔】
【御朱印】
最後の棟梁と呼ばれる、西岡棟梁の本や動画で勉強して以来、ずっとお参りしたかった薬師寺さんに参拝。
「もうすぐご祈祷はじまりまーす!」
「法話会が始まりまーす!」などと、
常に元気なお坊さんの声が聞こえて、
また全身全霊でお話しされるお坊さんの様子に高まりました。
キレイな青空と大講堂
金堂
管主さんの法話を聞きました
立派なヒノキ!!
近づいただけで、香りがしました。
ちょうど昨日の日経で、興福寺のお坊さんが唯識について語ってらっしゃったのですが、なんにも分からなくて
勉強したいなと思っていたところ。
管主様から直接購入しました。
奈良3泊4日の旅3日目。
この日は午後雨予想だったので、早めに、と思い、あさイチでこちらに。
到着した時は受付開始前でしたが、大門はあいていたので、そちらを少し見てから北受付へ。
六社寺共通拝観券で「白鳳伽藍・玄奘三蔵院伽藍」の拝観と、
JRのずらし旅クーポンで「東塔・西塔特別公開」を。
この時はほかに人が数名でしたので、広いですし、ほぼ一人占めな感じでゆっくり拝観。
東塔・西塔を拝見し、金堂、大講堂を拝見。
拝観しているうちに、修学旅行生が大勢到着したりして、食堂を通ったとき、そちらで講話を聴いている生徒さんたちも。
そのあと玄奘三蔵院伽藍に回り、こちらもゆっくり拝観。
あさイチ、天気もあり、キリっとした空気の中拝観できてよかったです。
唐招提寺に続いてこちらへ。共通拝観券では、白鳳伽藍・玄奘三蔵伽藍が拝観できます。東塔西塔が特別公開中とのことで、そちらも拝観しました。
ちょうど団体さんにお坊さんが話されていたので、最後まで聞いていました。心と体がどちらも健康であることが大切といったお話しでした。大学時代に習った「三毒」が出てきて、なんだか懐かしくなりました。
その後は、東塔西塔→金堂→玄奘三蔵院の順で行きました。数日前に東塔改修工事の動画を見ており、実際この目で見ていることに感動しました。釈尊の生涯を表現した作品も素晴らしかったです。
玄奘三蔵伽藍の建物自体はコンパクトでした。六角形のお堂に玄奘三蔵像が安置されています。凛々しいお顔立ちでした。
東塔の修復が終わり公開された。
約40年ぶりの東塔拝観。
680年天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願して飛鳥に建立を発願、698年持統天皇により本尊が開眼された。
718年現在地に移転。
973年火災により金堂、東塔、西塔を残し焼失。
1528年興福寺の衆徒の兵火で東塔、東院堂を残し焼失した。
東塔は創建当時から残る唯一の建物、西塔は1981年の再建である。
東塔は奈良時代の建築。
東院堂は養老年間(717年~724年)吉備内親王が元明天皇の冥福を祈り発願建立された。現在の建物は1285年の再建。1733年に西向きに向きを変え移築された。
東塔と東院堂は国宝指定されいる。
南門は1512年の建築、鎮守社休ヶ岡八幡宮本殿・脇殿は1603年豊臣秀頼の建築、休ヶ岡八幡宮若宮社は鎌倉時代末の建築でいずれも重文指定されている。
東塔
東塔
東塔
西塔
西塔
金堂
講堂
講堂
金堂・講堂
東塔・金堂
東塔・金堂・西塔
西塔・東塔
西塔・東塔
東院堂
東院堂
東院堂
食堂
食堂
西僧坊
東僧坊
東僧坊
東回廊
西回廊
聚寶館
大宝蔵殿
不動堂
不動堂
鐘楼
梵鐘
龍王社
平木大明神社
弁財天社
若宮社
中門
中門
中門
南門
南門
南門
與樂門
薬師寺
国宝 東塔落慶記念
東塔・西塔特別公開(薬師寺)とロータスロード
薬師寺国宝『東塔』は、創建以来約1300年間、薬師寺を見守り続けています。
平成21年7月からの12年に及ぶ全面的な
解体大修理、
さらにコロナ禍による3年の延期を経て、
創建当時の東塔と西塔の内陣に安置されていたお釈迦様の生涯をあらわした釈迦八相像を復元し、東塔因相四相像の開眼。
令和5年4月21日~25日に落慶法要が行われました。
東塔と西塔に釈迦八相像が安置されるのは、
享禄元年(1528年)の兵火以来、
500年ぶりのことです。
西塔
2つの塔の中には中村晋也氏による彫刻、釈迦八相像が、お釈迦様の生涯を前半、後半に分けて四相ずつ祀られています。
本当に素晴らしく、また近いうちに巡礼お仲間と参ります。
開催期間 2023年4月28日 ~ 2024年1月15日
開催場所 薬師寺 東塔・西塔
薬師寺は奈良市西ノ京町にある
法相宗の大本山の仏教寺院。
山号はありません。
御本尊は薬師三尊。
南都七大寺の一つ。
宗派 法相宗
寺格 大本山
本尊 薬師三尊像(国宝)
創建年 天武天皇9年(680年)
開基 天武天皇(勅願)
札所
西国薬師四十九霊場 第1番
大和北部八十八ヶ所霊場 第49番
南都七大寺 第6番
神仏霊場巡拝の道 第25番(奈良第12番)
奈良・西ノ京ロータスロード
🪷〜蓮と歴史を楽しむ旅〜🪷
2023/6/15(木)〜8/16(水)
初夏から夏にかけて見頃を迎える蓮の花。
奈良市の西大寺から西の京にかけて位置する
西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺は蓮の花が美しいことで知られ、この四ヶ寺を繋ぐ道は「ロータスロード」と称されます。
毎年6月~8月にかけては、蓮の花とお寺巡りを楽しむ「奈良・西ノ京ロータスロード」が開催され、期間中にはロータスロードの四ヶ寺を巡る「四ヶ寺共通拝観券」があり、
10回目を迎える今年は、共通拝観券にオリジナルグッズを頂きました。
今年は蓮🪷には少し遅かったのですが、
東塔と西塔の釈迦八相像のあまりの美しさに
🪷〜蓮と歴史を楽しむ旅〜🪷を
改めて感じることができ、
10種類の御朱印を拝受することができました。
ありがとうございました。
回廊のポスターより
釈迦八相像
限定切り絵御朱印
限定切り絵御朱印
ロータスロード限定御朱印
神仏霊場巡拝の道 第25番(奈良第12番)
御朱印
Ⅴ 薬師寺
唐招提寺から歩くこと15分ほどで薬師寺に着きました。
東塔・西塔が特別公開されており、楽しみにしてきました😆
薬師寺といえば、薬師三尊像ですね
塔の印の釈迦如来の御朱印
凍れる音楽といわれる東塔
創建当時より1300年残る唯一の建物が修復を終え蘇りました
それにしても一枚100キロの水煙を4枚、当時はクレーンもなくどうやって取り付けたのだろう…
西塔
2つの塔の中には中村晋也氏による彫刻、釈迦八相像が、釈迦の生涯を前半、後半に分けて四相ずつ祀られています
これが本当に素晴らしくて、また何百年も残って行くのでしょうね✨
聖観音さまのおられる東院堂
係員の方に、ぜひ見て行くといいですよ、と言われ、美しい観音様をお参りしました✨
千年の釘と言われる和釘も展示されていました
千年残る釘を造った昔の名もなき職人さん、すごすぎる…
薬師三尊像のおられる金堂
白鵬仏の傑作
日光月光菩薩の優美な美しさ✨
弥勒三尊像のおられる大講堂
双塔式伽藍と言うそうです
壮大な眺め
塔の公開は来年1月15日まで
また来たいです😌
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