すわたいしゃしもしゃはるみや
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楽しみ方諏訪大社下社春宮のお参りの記録一覧(7ページ目)

諏訪大社<下社・春宮>は、JR中央本線・下諏訪駅から北西へ1km、秋宮から西へ1kmの位置で旧中仙道沿いに鎮座。
諏訪大社4宮巡りの最後4宮目として参拝、秋宮から大通り(国道142号線)を北西方向に1kmほど歩くと到着する。
春宮は、山麓に位置し後ろに高い森林を控えているので、秋宮に比べると山岳信仰的な鬱蒼とした幽玄な雰囲気がある。境内は秋宮よりも一回り小さい感じだが、脇を流れる砥川や川の浮島にある摂社などを含めると見応えは十分。
参拝時は平日午後でやや遅めだったので、参拝者もさほど多くなかった。
※諏訪大社全体の紹介については、諏訪大社・上社本宮参拝記参照

中山道(国道20号線)の春宮大門交差点の<一の鳥居>。ここから2の鳥居までの
800mは昔は春宮の参道で、武士による流鏑馬などが行われたらしい。

二の鳥居までの途中にある<下馬橋>。昔は御手洗川という川が流れていた。
室町時代に鎌倉様式で建立。1730年に改修。下社で最古の建物。

参道の突き当り、<二の鳥居>。御影石製で1659年の建立。後述の「万治の石仏」と同じ作者。

鳥居くぐって、参道左手の手水舎。

境内には中央に神楽殿、その後ろに幣拝殿と左右片拝殿が並ぶ。

神楽殿。秋宮のそれとは一回り小さく、質素・地味で大人しい印象。注連縄も小さめ。

神楽殿の左側を通って拝殿に向かう。左手に現れるのは<筒粥殿>。
ここで小正月の筒粥の炊け具合で豊凶を占う神事を催行。

筒粥殿の左にある<子安社>。

子安社の左、右片拝殿の手前にある<二之御柱>。

二之御柱の奥にある<三之御柱>。

中央に幣拝殿、左右に片拝殿が並び眺めは壮観。秋宮とは絵図面が同じだけあって見た目は同じ。
背後に2棟の方三間神明造りの御宝殿という配置も同じ。

二重楼門造の幣拝殿。

【比較参照】春宮の拝殿の彫刻。下の秋宮の写真と比較すると、、、

【比較参照】秋宮の拝殿の彫刻。彫刻も違うし、金具の位置や使い方も異なる。
写真の露出や色合いの差もあるが、彫刻は春宮の方が若干地味か。

右片拝殿。

左片拝殿。

左片拝殿の右手にある<一之御柱>。

一之御柱の奥にある<四之御柱>。

同じ場所から拝殿裏の建物が見える。おそらく<東宝殿>で、神殿か権殿のどちらか。

神楽殿の右手の杉の大木は<結びの杉>と言い、根元が一つで先で二股に分かれていることから
縁結びの杉と言われているとのこと。

<結びの杉>の近くの授与所。

2社4宮の各授与所で御朱印をいただくと写真のような色付きの栞を渡される。
これが4種類揃うと、記念品として特製御朱印袋が授与される。
自分は本宮で諏訪神社オリジナル御朱印帳を購入し4宮の御朱印を頂戴し、
別途「全国一の宮御朱印帳」にも頂戴したため、記念品を2つ授与された。

春宮の西側には砥川という川が流れていて、春宮との隣接部で中洲に島(浮島)ができている。

浮島には<浮島社>があり、春宮の大祓い式や夏越の祓はこちらで催行される。

春宮から見て、砥川の対岸にある<万治の石仏>。17世紀、春宮の石鳥居建設に際し、
職人がこの石に鑿(のみ)を入れたところ流血したので恐れをなし、阿弥陀如来として祀ったという言い伝えがある。

見た目はかなりユーモラス。この風貌をかの岡本太郎が大絶賛し一躍有名に。
長野県のおすすめ2選❄️
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