かいづひめじんじゃ
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長野の旅の3日目は、川中島合戦関係の史跡を回ることにしました。
まだ9時前で寺社受印不可な時間だったので、まず最初は上杉謙信が陣を敷いた妻女山に行ってみることに。
妻女山の麓にこの神社が見つかりまして、比売と付いてるなら主宰神は女神に違いない(゚∀゚)と最初の目的地はここに決定w
しかし、なんで信州で会津? 福島と何の関係が??(?_?)
調べてみたところ読みは「あいづ」ではなくて「かいづ」だった(^^; 海津城なんかと同じ語源のようです。
主宰神の会津比売は、健御名方神の孫、初代信濃(科野)国造 武五百建命のお妃様とのこと。妻女山という名前もこの女神に由来するらしい。
また、伊都速比売命という女神の別名という説もあるそうです (こちらの女神様だと健御名方神の直接の孫娘になる)
いずれにせよ諏訪信仰にしか登場しない非常に珍しい女神なのでこれはぜひ御札をお持ち帰りしたい(*゚∀゚)と思ったのですが、残念ながら無人社。
ただわりとよく管理されてる神社だったので、近くに宮司宅があるか、どこかの神社が兼務してるのではないかとググってみたのですが情報が全く掴めなかった( ´・ω・`)
諦めきれず川中島八幡神社で「ひょっとして會津比賣神社も兼務してませんか?( ; ゚Д゚)」とか聞いてしまったり(違うとのことでしたw)
松代の中心神社と思われる象山神社も兼務してなかったので、もしかしたら千曲方面のどこかの神社の兼務の可能性もありますが結局わからず、非常に残念(>_<)
妻女山の山麓に沿うように立つ神社
駐車場は見当たらなかったので、左の道の広くなってるところに駐車
参道
妻女山はもとは斎場山と呼ばれており、山全体が神域で神社の規模ももっと大きかったそうです
謙信公も妻女山布陣の折りに戦勝祈願で参拝したが、その報復で武田方に焼き討ちされてしまったとのこと(>_<)
その後、氏子の手によって現在の場所に再建
手水舎
近くに謙信公が槍尻で地面を突いて出たという湧水があるのですが、この手水にも同じような伝承が伝わっているそうです
右手に境内社、保食神でした
この地域の主要産業だった養蚕と長芋栽培の発展を祈って建てられたとのこと
境内
考えてみたらこの神社、本殿が西向き、摂社も北向きという珍しい配置
護岸に囲まれるようにもう一つの摂社
祭神不明ですが、調べたところこの神社には摂社として神明社と水天宮があるそうなので、おそらくアマテラスの神明社の方ではないかと
拝殿
結構整ってるんで、おそらく初詣とか祭礼日は人がいると思われます
ただ冬の画像見たら山の北側にあるせいか結構雪が深かった
スタッドもチェーンも持ってないので冬の長野には来れません(^^;
誰もいなかったので、謙信公の愛刀 山鳥毛一文字を帯びて参拝w(変態)
上杉謙信公鞍掛の松
え?戦国時代からの松にしちゃ細くね??( ゚д゚)
残念ながら何度か枯れたり折れたりしており、当時物ではなく何代目かだそうです(^^;
鞍はないので山鳥毛を掛けるw
名称 | 會津比賣神社 |
---|---|
読み方 | かいづひめじんじゃ |
詳細情報
ご祭神 | 《主》会津比売命 |
---|---|
ご由緒 | 社伝によると、会津比売命は諏訪大明神の孫娘であり、初代国造の武五百建命の妻となり、ともに信濃の国の開発に尽力されたという。妻女山に陵墓がある。国史見在社『日本三代実録』貞観八年六月一日に従四位下を賜る。 |
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