わらじ村長さん

こんにちは☺️
鹿島台神社です。

今日は鎌田三之助翁とオリジナル祈願絵馬「わらじ絵馬」のお話です。

鹿島台の歴史を語る時、欠かすことの出来ない方は「鎌田三之助翁」。

鹿島台神社の歴史を振り返っても正にそうで、
第5代鎌田三之助村長が、その昔鹿島台村にあった14の神社の合祀を実践され、現在の鹿島台神社が誕生し、今年で合祀111年を迎えました。

鎌田村長は、村民から「わらじ村長」と親しまれ、38年間無報酬で村長を務め、粗末な衣服を身につけ、腰に握り飯、わらじ履き姿で奔走し、品井沼干拓事業に打ち込み、鹿島台村のために生涯ご尽力されました。

昨年の台風19号でも、鹿島台地域では多大な被害を受けましたが、鹿島台は何度水害にあってもその都度立ち上がって来ました。
きっと、こつこつと日々の努力を惜しまず堅固な意志を持ち、村民を導いてこられた三之助翁の強い思いが、これからの時代を生きる私たちにも受け継がれているのではないかと感じます。

その様な鎌田三之助翁に心より畏敬の念を抱き、わらじ絵馬を通して三之助翁の偉業がこれからも語り継がれると共に、鹿島台地域の今後益々の繁栄を願い、昨年この絵馬を制作致しました。

健脚祈願、健康長寿祈願、無病息災、ご家族の皆様の健康祈願、こつこつと努力し、継続していることがいつか必ず花開き実を結びますように、是非この絵馬に御祈願下さい。

尚、鹿島台小学校校門脇には三之助翁の銅像があり、大崎市の有形文化財に指定されています。

また、三之助翁の事績は鎌田記念ホールに展示されております。

宮城県大崎市鹿島台にお越しの際は是非ご覧下さい。