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伊勢から熊野古道を歩く旅⛰️⛩️
6.花窟神社
伊勢からずっと内陸の紀勢自動車道を走っていたのですが、急に開けた海岸通りに。予想を遥かに超えた美しい紀伊半島の海岸線が現れました。あまりの美しさに、感動。
国道42号をしばらく走ると、花窟神社に到着。伊弉冊尊が火の神である軻遇突智尊を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素としても登録されています。
社殿はなく高さ約45メートルの巨大な岩を御神体とする神社です。熊野と言うと神仏習合のイメージが強かったのですが、元々の信仰はこのような岩窟であったり、山や滝への自然信仰が土台にあるのだと強く感じました。難しいと思っていた熊野信仰ですが、もっとシンプルに考えて良いのかもしれない…と素直にそう感じまた。
『日本書紀』神代の巻一書
「土俗、此の神(伊弉冊尊)の魂を祭るには、花の時には花を以て祭る、又鼓吹幡旗を用いて歌い舞ひて祭る」とあります。
「花の時には花を以て祭る」の神事は、今もなお継承され、花窟神社と呼ばれるようになりなったそうです。
岩窟の直下、玉垣で囲まれた聖域の前に白石が敷かれており、そこで下足を脱いで素足で進み、お参りします。このスタイルで参拝するのは初めてです。
そして、岩窟の上方、頭上に架けられた旗縄も特徴的で、ここでしか見られない祭祀の姿を見ることができました。
また、地元の方からの情報ですが…境内にある丸石神(撫でると病気平癒のご利益あり)は、大谷翔平が参拝した際にも撫でてお参りされたそうです。そうか、大谷もここに来たのか…と感慨深く思いました。
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